
SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 10-24mm / 180mm f3.5
小幡緑地の竜巻池は、夏になるとオニヤンマが飛ぶ。今年もきっといるだろうと行ってみると、やっぱりいた。
池の周囲をパトロールすることに余念がない。見たところ、他のオニヤンマがいるわけではないのに、パトロールをやめようとしない。ご苦労さんだなと思う。コシアキトンボやシオカラトンボもいるけど、それらを追い払うというほどでもない。
とにかくぐるぐる同じようなところを回っているので、一ヶ所に腰を落ち着けて、待って撮るにはいい。
がしかし、事はそう簡単ではないのだ。

この日は35mmレンズで、風景の中を飛ぶトンボを狙った。
ピント位置は1メートルを基本に。
ピントが3メートルなら簡単な話だ。苦労なく撮れる。
これが1メートルになると、一気に難度が上がる。まずフレームの中に納めることが困難になり、ピント合わせがシビアになる。高速連写をしても、思った位置にトンボが来るかどうかは運次第。
2時間粘って、まあまあのが3枚か4枚。
釣りと同じようなものと思って、気長にやるしかない。








結果をいったん持ち帰ってイメージを練り直し、後日再度出かけていった。
前回は手持ちだったので、次は三脚に固定して撮る方法を試してみた。どちらも一長一短があって、どちらがいいかは判断が難しい。
三脚に固定した方が、あらかじめ構図を決められるので、絵としての安定感は出る。ただし、手持ちに比べると当たる率は低くなる。手持ちの方が飽きずに撮れるというのはある。

24mmも試してみる。
風景の中のトンボとしては、この画角はいい。10-24mmはマクロの倍率が低いので、24mm f1.8などのレンズを使えば、イメージに近いものが撮れそうな気がする。
まだ夏は始まったばかり。8月終わりまでにはもっと完成度を上げていきたい。

青空と入道雲を背景に飛ぶトンボという図もよさそうだ。