
SONY α55 + SIGMA 50mm f1.4
尾張旭の城山近辺には、これといった紅葉スポットはないのだけど、モミジやカエデなどがないわけではない。城山も、秋には紅葉色に染まる。
この日は普段あまり行かないご無沙汰のポイントをいくつか巡ってみた。
最初に訪れたのは、多度神社だった。これまで何度か訪れているところだけど、けっこう久しぶりの参拝となった。

神社はちょっとした林に囲まれている。その中に、紅葉している木々が少しあった。

もう少し早く訪れていたら、モミジの紅葉風景も見られたようだ。


続いて退養寺を訪れた。ここも数年ぶりになる。
厄除弘法と呼ばれる巨大コンクリート像が建っている。こんなコンクリートの像を造るのは浅野祥雲くらいしかいない。B級スポットとして、その筋ではわりと知られている。
少し前に塗り直されてきれいになっていた。

弘法さんがある左手の道を進んでいくと、水野又太郎良春の墓がある。ここもずいぶんご無沙汰だった。
まだ新しい花が供えられていて、安心した。
水野良春は南北朝時代の武将で、南朝について戦ったのち、尾張旭に新たに居を構えて住んだ。いわば尾張旭の開拓者のような人で、新居町(あらいちょう)の地名は、ここから来ている。
瀬戸電の尾張旭駅前にある馬に乗った武将の像が、その水野良春だ。


小幡緑地の東園も寄ってみた。
ここも紅葉スポットではないので、この時期はあまり行かない。

メタセコイア並木は、ちょっといい。紅葉を撮るには遅すぎた。

どことなく洋風な感じのこの風景が気に入っている。