
SONY α55 + SIGMA 50mm f1.4 + 3600HS(D)
先週後半、森林公園。
風の強い日で、舞い散る落ち葉撮りの好機だった。ただ、曇り空で光がないのがちょっと残念だった。
2時間半。上を見上げて、落ちてくる葉っぱをひたすら待つ。首が痛い。いっそのこと仰向けに寝て待ちたかったけど、散策路で倒れている人に間違われそうだったので思いとどまった。
ビッグ・ウェーブならぬビッグ・ウィンドが、ときおり吹く。ザァーっと舞い落ちてくる葉っぱにあたふたしてしまい、狙いが定まらない。
とにかく粘ってやっと撮れたのが上の一枚だった。完成度は80パーセント。葉の数が多ければいいというわけではなく、もっと背景を整理しつつ、落ち葉の配置を品良く仕上げたかった。
ただ、ここまで撮れたのは初めてで、散る葉撮りが不可能ではないことが分かっただけでも、大きな前進だった。もう無理かとあきらめかけていたけど、チャンスさえ来れば不可能ではない。そのチャンスの数が少なすぎるのが、そもそも問題なのだけど。
設定としては、絞りf1.7かf2.0で、シャッタースピードは1/1000秒以上。ピントは1.5メートルに固定。本当は1メートルまで引きつけたいのだけど、そうすると難易度が極端に高くなる。1.5メートルなら捉えられる葉っぱも、1メートルとなると至難の業になってしまう。ここに越えがたい大きな壁がある。1メートルで撮りきったときが、舞い散る落ち葉撮りの完成になる。
時間と根気がある方は、ぜひ挑戦して欲しい。いいのが撮れたら見せてください。




紅葉は最終盤で、もう見頃は過ぎていた。





今度こそ、もっと撮れるはずだと、今日もう一度行ってみたのだけど、すっかり葉が落ちきっていて、ほとんど撮れず。週末の雨と風で一気に散り果ててしまったようだ。やっぱり土曜日にもう一度行っておくべきだった。
他でまだ残っているところを探さないといけない。東山植物園はどうだろう。