
SONY α55 + SIGMA 50mm f1.4
今年もどうだん亭秋の一般公開の季節になった。
毎年、春と秋、ドウダンツツジが見頃の時期に一週間程度公開されている。春は可憐な白い花を咲かせ、秋は真っ赤に紅葉するドウダンツツジ。やはり、秋の方が人気がある。
それにしてもこの日は激しい混みだった。これまで見たことがないほど大勢の人が続々と詰めかけ、車は渋滞、人の波ができ、室内は大盛況で、どうしたことかと驚いた。例年の数倍の人がやって来ていた。
帰ってきてから知ったのだけど、中日新聞の朝刊に写真付きで紹介されていた。そりゃ駄目だ。この地方の中日新聞の威力は絶大で、普段人けのない場所も、ひとたび新聞に出た日にはたちまち人だかりになってしまうほどなのだ。市民版なのに、みなさんよく見てる。中日新聞の影響力恐るべしと、あらためて思い知らされた。
どうだん亭で紅葉を見るのはこれが3回目になるだろうか。春も行ったことがある。
去年は紅葉が遅すぎて公開の期間中間に合わなかった。今年はよく色づいて、きれいな紅葉を見ることができた。三度目ともなれば、もうお馴染みの光景ではあるのだけど、やっぱりきれいなものはきれいに違いない。
25日まで一般公開されている。瀬戸街道の大森霞ケ丘交差点を北へ向かって、踏み切りを渡って少しいったところだ。近くまで行けば人がぞろぞろ歩いているから、後ろをついていけば迷うことはない。

あれだけ人が多いと、じっくり撮るなんてのは無理な話で、隙間を突いてちょちょっと撮って、退散した。滞在時間は外もあわせて20分くらいだったろうか。






手前まで行ってひるんで引き返そうかとも思ったのだけど、どうにかこうにかもぐり込んで少しでも撮れてよかった。行こうと決めて行けないと心に引っかかりが残る。
そんなわけで、たぶん混んでると思うし、もはやマイナースポットとは呼べなくなってしまったかもしれないけど、お近くの方はぜひ一度。