
SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / TAMRON 180mm f3.5
週末イベント三本立ての最後は、日曜日の名古屋まつりだった。
長く名古屋に住みながら名古屋まつりを初めてしっかり見たのが3年前のこと。たちまち魅力のとりこになり、今年で3年連続で撮りにいくことになった。
何が面白いって、大都市の大きな祭りとは思えないゆるさがたまらない。50年以上も続く祭りなのに、歴史と伝統を感じさせないおおらかさが全編に漂い、見ているとへらへら笑えてしょうがない。
パレードの半分くらいが子供会みこしで、地域の子供会が手作りした文字通り子供会レベルのおみこしが続く。名古屋を代表する祭りにそれはないだろうと思うのだけど、前後の流れから違和感なく溶け込んでいるのがまたすごい。
2時間の予定のパレードは、あまりの段取りの悪さに3時間もかかってしまった。名古屋の中心部を通行止めにして行われているにもかかわらず、この有様。名古屋は大都会ではなく大きな田舎町なんだと、こんなところでも思わせる。
3年目の今年も、やっぱり面白かった。気合いを入れて撮るようなお祭りでもなく、最初に座ったところで3時間、目の前をだらだら流れていくパレードを眺めながら、とりとめもなく写真を撮る。それでも気づいたら、やたら撮っていた。まったりした祭りの様子を伝えるためにも、今回は長いシリーズにしたい。たぶん、5回くらいになるんじゃないかと思う。











祭りの主役は人だ。人を撮れば祭りの写真になる。特に名古屋まつりは、祭りそのものを撮ろうと思うととりとめがない。人を撮っていれば楽しい。
まだまだこれは序の口で、始まったばかりだ。面白くなってくるのは、子供会みこしからで、それはまだ少し先になる。
つづく。