
SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8(D) / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)
少しずつ秋色を濃くしていっている植物園ではあるけれど、まだ夏模様が色濃く残り、劇的に季節が交代したというところまでは進んでいない。気温も高いし、日差しも強い。ただ、風だけは少しひんやりする。日陰に入ると涼しいくらいにはなってきた。
ツクツクボウシも最終組だろう。行く夏を惜しむように休みなく鳴いている。
最後にひとつだけ残ったサギソウが、シラタマホシクサの影に隠れるように咲いていた。












この夏はずっと虫を撮ってきた。秋になって虫が少なくなると、植物園は火が消えたように寂しくなる。秋の花は咲いてくるけど、動かないから虫ほど楽しくない。虫がいなくなった植物園で何を撮ろう。
とはいえ、行けば何か撮れるのが植物園だから、紅葉までは通い続けたいと考えている。いよいよ撮るものがなくなったときに何が撮れるかが重要とも言える。
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