
SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / 170-500mm
久しぶりに藤前干潟へ行ってきた。
今回はちゃんと干潮の時間を調べていったので、しっかり干潟になっていた。これまで何度行っても普通の河口風景で、どこに干潟ができるのかさえ分からなかった。
行きはあおなみ線に乗って野跡駅(のせき)で降りて歩いた。東側は、稲永公園の前の庄内川河口が干潟になる。あと、新川と庄内川の間の中州のようなところもなるようだ。
そのまま北上して23号線の庄内新川橋を渡り、最後は日光川公園まで歩いて、そこからバスで帰った。ざっと6キロといったところだ。
今の季節は鳥が少ない時期なので、少し物足りない感じがあった。秋から冬にかけては渡り鳥たちがたくさんやってきて賑やかになる。冬場は強風が吹き付けて猛烈に寒いのだけど。

このあたりは港風景というよりも工場地帯で、干潟の自然風景とのアンバランスさが面白い。
よくこの場所にこの環境が残ったものだ。ゴミ処理施設ができるという話が持ち上がって保護活動が盛んになり、ラムサール条約に登録されて、現在に至っている。

干潟ではカニなども顔を出している。

浅瀬で何かがぴょんぴょん跳ねていて、あ、ムツゴロウだ! と思ったけど、そんなはずはなく、冷静に考えたらトビハゼだった。
トビハゼでもいいから跳んでいるところを撮りたかった。

赤いトリトンと港の紅白キリン。


しばらくすると潮が満ちてきて、干潟部分がどんどん水に飲み込まれていった。干潟になっている時間は思った以上に短い。





藤前2丁目の前あたりが藤前干潟のメイン部分になると思うのだけど、ここまで歩いてくる頃にはすっかり普通の海になっていた。
干潟に足を踏み入れて写真を撮るべく長靴を持っていったのに、活躍するシーンがあまりなかったのがちょっと残念だった。
野跡からここまで歩くのは遠いから、サンビーチ日光川行きの三交バスに乗ってきた方がいい。ただ、サンビーチが閉鎖する冬場もバスが走っているのかどうか。
次の機会があったとしたら、夕焼け時間に干潮になる日を選んで訪れたいと思う。
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