
SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 / TAMRON 180mm f3.5 + 3600HS(D)
昔、こういう写真を見て、どうやって撮るのか分からなかった。夜に撮ったか、鉢植えでも使って室内で撮るのかとも考えた。
種が分かってしまえば単純な話で、条件さえ整えば簡単に撮れる。要は、フラッシュを使ってハイスピードシンクロさせればいいのだ。背景と被写体との距離がある場所を選んで、マニュアルで高速シャッターを切りつつ、フラッシュを使うと、被写体が浮かび上がって、黒バックになる。
カメラと被写体の距離や、被写体と背景の距離感、フラッシュの強さなんかの条件が揃わないと上手くいかないのだけど。

黒バック3部作の2枚目は、ヒガンバナ。
これはワイヤレスでサイドから光を当てている。

3枚目はサギソウとシラタマホシクサ。
雪降る夜の中を飛ぶサギというイメージで、これはまだ未完成。フィルターを使って、もう一度撮り直したい。

ここからは通常の写真。
セミの鳴き声も少なくなる中、最後に登場するのがツクツクボウシだ。




トンボの姿もすっかり少なくなり、池の周りも寂しくなった。




夏の間、ずっと虫を追いかけていたから、秋の訪れは必ずしも嬉しいことではない。撮るものを見つけるのに苦労する。
それでも、季節は歩みを止めず、進んでいく。移り変わっていく姿を写し取るしかない。
夏はもう、残り少ない。夏休みも終わった。
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