
千鳥2丁目にある築地神社は、境内も広く、なかなか立派な神社だった。名古屋港総鎮守の神社だ。
ここも歴史は古くない。明治40年の名古屋港開港で人が増えて、神社の一つも必要だろうという話になり、やっと念願かなったのが昭和13年のことだった。海に近いから水関係の神様かと思いきや、熱田神宮からの勧請だそうだ。
空襲で本殿などは焼けてしまい、現在のものは戦後の昭和36年に再建されたものだ。

出雲神社や金比羅社など、いくつかの境内社がある。
緑が少ない港町にあって、ここだけは別世界のような鎮守の森となっている。








港に近づくと、だんだん工場地帯の風景になる。

154号線から東エリアの散策はこれで終わりとなる。
次は道を渡って西エリアを歩いてみる。
つづく。