
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 + 3600HS(D)
土曜日は刈谷の万燈祭(まんどまつり)へ行ってきた。
同じ日に津島の天王祭があってどちらへ行くか迷ったのだけど、津島は去年行ったから、まだ見ていない万燈祭にしたのだった。
刈谷はおととしの夏に刈谷市民総踊りを撮りにいって以来だった。
あまり縁がないのだけど、刈谷も行ってみると案外近い。

5、60キロもあるという万燈を楽々担ぐ女子。ということは、私も担がれかねないということだ。
最近は女性の参加者も増えているという。

見所はなんといっても日が暮れてから。万燈に灯が入り、いよいよクライマックスの一斉踊りが迫る。



江戸中期に、秋葉神社の祭礼として始まったとされる万燈祭。
秋葉神社といえば火伏せの神ということで、雨乞い祭りを起源とする説が有力のようだ。
ねぶた祭りの小型版のような武者万燈は、各町内がそれぞれ毎年新しいものを制作しているそうだ。制作日数は数ヶ月というから、刈谷の人たちがこの祭りにかける思いの強さがうかがわれる。
竹で骨組みを作り、和紙を貼って、彩色を施す。非常によく出来ていて、職人ではなく町内の人たちが作ったとは思えないほど完成度は高い。
土曜の新楽、日曜の本楽と2日間、毎年7月最終週末に行われている。




一斉踊りが終わると触れ合いタイムとなり、一般の見物人も万燈を持って踊らせてもらえる。



思った以上に撮影を楽しむことができた。近場では似た祭りはなく、かなり独特のものに違いない。
ぜひまた撮ってみたいと思った。