
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他
モノクロで写す風景は、どこか心象風景めいている。
余分な情報がそぎ落とされて、写しとめたときの心模様だけが残るせいかもしれない。

洗濯物のある風景が好きだ。幸せな生活の象徴みたいに感じられるから。

久しぶりに古葉監督のことを思い出した。

夏と田んぼと少年。
子供の頃、田んぼでよくザリガニ獲りをした。

町の小さな教会。
一生無縁といえば無縁の場所。
でも、なんとなく気になる存在ではある。

ゆとりーとラインの高架線。
優美な曲線。

少しづつ違っているのだけど、没個性的な家並み。
ヨーロッパの統一感とは違うもの。

オールドファッション。

螺旋階段キラリ。

定休日なのかどうでないのかも、もはや区別がつきづらいアーケード商店街。

昼下がり。
都会の哀愁。

新旧が混在する風景。
遠くに高いビルが建とうが、変わらないものは変わらない。

道に捨てられた希望。