
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4
性海寺をあとにして、竹鼻へとやって来た。
竹鼻というのはまったく馴染みのない町だったのだけど、名鉄竹鼻線の存在は知っていた。地名でいうと岐阜県羽島市になる。東海道新幹線の岐阜羽島駅がある近くだ。
古い町並みが残っているということで、mihopapaさんと歩いてみた。
この日は私の都合で早く帰らなくてはいけなかったので、実質1時間なかった。そんな短時間では味わいきれない魅力的な町だった。

東本願寺竹鼻別院。
かつて竹鼻には、竹ヶ鼻城があった。室町時代に建てられた城で、関ヶ原の戦いの前に福島正則によって落城した。
本丸跡地とされる場所に、歴史民族資料館が建っている。
江戸時代には、美濃路の脇街道として竹鼻街道が整備され、商人の町として賑わったという。町屋造の名残はそのときのものだろう。
竹鼻別院の門前町でもあった。

格子造の家並みが続く。

狭い地区にお寺が集まっている。


竹鼻は円空の出身地とされているところで、町には円空仏をかたどった木彫りの仏像が並んでいる。円空通りというのもある。








後編につづく。