
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4
建中寺へ行った日、黒門町あたりを散策した。
地図を見ると、黒門町という名前の交差点はあるものの、黒門町という町名はない。区画整理か何かのときになくなったのか、もともと通称のようなものだったのか、そのあたりの経緯はよく知らない。江戸時代は黒谷門前と呼ばれていたのが、いつしか黒門町となっていったらしい。
地名でいえば、豊前町、車道町、百人町、筒井町あたりは、かつての城下町だったところで、現在でもわずかに昔の面影を見ることができる。今回はそのあたりを回ってみた。












名古屋は下町と呼べるような地区はほとんどない。ただ、市内を細かく巡ってみると、あちらこちらに昭和の名残を見ることができる。
東区のこのあたりも、広い通りはよく通っていても、内のことは知らなかった。一本、二本、中に入ってみると、表とはまったく違う町がそこにある。こんな場所は他にもたくさんあるに違いない。特に、南区とか中川区など南のエリアは知らないところが多い。
機会を見つけて、まだ見ぬ町を歩いてみたい。