
SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO + 3600HS(D)
今週の東山植物園も、虫撮り中心となった。
ただ、風が強かったせいもあるのか、虫たちの姿は少なめで、なかなか出会うことができなかった。花も少なくなっている時期で、ちょっと寂しい。早くも春が懐かしくて恋しい。

風で茎がぐわんぐわん揺さぶられても、トンボはわりと平気な感じで掴まっている。人間が思う以上に体が軽いのか、手足の力が強いのか、たぶん、その両方なんだと思う。

めぼしいやつがなかなか見つからず、虫と名のつくものならとりあえず撮る。
小さなハエかアブのようなやつ。

蝶に大接近。岩場に張り付いて動かない。
茶色い毛むくじゃらで、裏側は地味な印象。

翅を広げると、派手なオレンジ色が現れた。
タテハチョウの仲間だと思う。ヒオドシチョウだろうか。

かろうじて捉えたキチョウの飛翔姿。

湿地にはハッチョウトンボが生まれていた。7月くらいからと思っていたら、6月の前半からもう出現するようだ。

長い触覚。

そろそろアジサイが咲き始めた。どこにでもあるけど、いざ撮ろうとすると、まとまって咲いているところは少ない。花だけでなく、風景と絡めて撮れる場所となると、更に限られる。

アジサイと生き物の組み合わせもいろいろ撮りたい。カエルとかもいいし、カマキリでもいい。


一週間に一度の植物園行きでも、季節がとどまることなく前進していくのを実感する。先週と今週が同じ風景であることはなく、何かが終わり、何かが始まっている。
いよいよ春は遠くなった。夏に一歩、足を踏み入れた。
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