
SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3 / SIGMA 50mm f2.8 MACRO
mihopapaさん、manunuさん、そしてmihopapaさんのお嬢も参加で、豊橋ののんほいパークに撮りにいってきた。
普段は単独撮影なので、たまにこうして集まって撮ると新鮮だ。
2009年に初めて行って、また訪れたいと思っていた。あれからもう、2年半経っていた。
園内を歩いているうちに、だんだん記憶がよみがえってきた。動物たちの入れ替わりはあるのだろうけど、基本的に大きな変化はなかったように思う。
ここはゆったりとした飼育場に少数の動物たちがいるという印象で、狭い檻に入れられているのではないので、気持ち的に楽なものがある。その分、動物までの距離があって、前回は300mmでもどかしい思いをした。今回は500mmを持っていったので、ある程度届いた。
暖かくなると動物たちの動きは活発になるものだけど、暑くなると今度はとたんに動きが鈍くなる。夏場の動物園は動物たちのやる気のなさにやられてしまいがちだ。5月というのはちょうどぎりぎりなところといえる。ライオンやトラなどは、すっかりぐうたらモードに入っていた。

怖すぎる。森でばったり出会ったら一撃でやられてしまうだろう。
距離さえ近ければオレ様の左フックが炸裂するぜと心の中でつぶやきながら手をなめているようだった。

木をかじっていたらぶちゃいくな顔になってしまったマレーグマ。

ダイアナモンキーだったか。
ガラス越しながら、サルデッキでは近くでお猿さんたちを見ることができる。
こう近いと500mmは持て余す。

去年の9月に生まれたアジアゾウのマーラ。
まだ小さいということもあって、午前と午後の短い時間に限定公開している。
親象とどこか違う印象を受けるのは、子象は目がぱっちり見えていることだ。親になるとまつげなのか、目の上の毛がふさふさになって目の表情がよく見えなくなる。

こんなふうに。
こちらは親象。お母さんだったか、お父さんだったか。

いたずら盛りの小猿。

仲良しのシマウマさん。
シマウマやキリンがいる広場はゆったり広くて、のんほいパークの中でここが一番好きだ。
こういう広場にトラやライオンがいて、ときには走ったりすると嬉しいのだけど。
ここ、のんほいパークは、低迷を続けていた旭山動物園の関係者が訪れて、行動展示のお手本として持ち帰って再起を果たしたという動物園だ。シロクマの展示などに旭山動物園のオリジナルを見ることができる。

エランドだったと思うけど、これは東山動物園にはいない。

完全に休日のお父さん状態。

ペンギンは地上のよちよち歩きからは想像できないくらい水中では豹変する。水の中を飛ぶように泳ぐ姿は、本当に見事で美しい。

そういえばラッコもいたんだった。水族館ではなく動物園にラッコがいるのは、ちょっと珍しいかもしれない。
剥き貝らしきものをもらって、楽々食べていたけど、客としてはやっぱり貝をカンカン叩き割って食べているところを見たいと思う。

オランウータンの子供ウラン。母親が亡くなって、ひとり寂しそう。
動物園では動物たちの様々な表情があり、かわいらしい、楽しいというだけでなく、ちょっと悲しい気持ちになったりもして、そういうこともひっくるめて動物園なのだと思う。
のんほいパークは、やっぱりいい動物園だ。シロクマとか見られなかったのがちょっと残念だった。
植物園編に続く。