
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4
今日は橦木館の二回目を。











歳月が価値を持たせるものがある。
これらの写真は、この家の家族が暮らしていた時代には撮られることがなかったであろうものばかりだ。自分の家の風景が50年後にどんな価値を持つのか、当時は分からなかっただろう。
現代の家が今から50年後にこれらと同じような価値が出るかどうかといえば、そうではない気がする。昔の家がただ懐かしいというだけではなく、明治から大正、昭和初期にかけての家は、現代の私たちから見て魅力的に映る。平成の今はそういう魅力に乏しい。
50年後に撮るべきと感じるものが何なのか。知るにはこれから50年生きて確かめるしかない。