
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / 10-24mm / 100-300mm
春分の日と8月8日(まるはちの日)の年に2回、名古屋市内の配水塔、給水塔が一般公開される。
これまであまり興味がなくて行こうと思ったことはなかったのだけど、今年はなんとなく行ってみようかという気になった。行くなら東山給水塔と思っていたら、ため池の工事とかで今年は公開中止とのことだった。なので、一番近場の猪高配水塔に行ってみることにした。
普段から目にしているから特に何も思うところはないのだけど、近くからあらめて見てみると、その巨大さを再認識する。48メートルという高さもさることながら、容積がすごい。現代の巨大建造物といっていい。
完成は昭和59年というから、できたときはさぞかしインパクトがあったのだろうと思うのだけど、そんな印象はない。気づいたら当たり前のように風景に溶け込んでいた。

超広角なら至近距離からも全体像を撮ることができる。ただ、巨大さは伝わりづらいかもしれない。

公開といっても敷地に入ることができるのと、塔の外側にある廊下部分に登ることができるだけで、塔の内部を見ることができるわけではない。

壁に張り付いて見上げてみる。

名古屋東部の市街地と名古屋駅のビル。
配水塔の名の通り、名古屋東部の丘陵地帯に水を配給する役割を担っている。
災害時の緊急配水の拠点でもある。

平和公園の北にあるアクアタワー。
このあとあちらにも行くことになる。

スカイワードあさひと、向こうにうっすら見えている御嶽山。
冬場はもっと空気が澄んでよく見えるはずだけど、何しろ吹きさらしで風が強くて寒い。

鉄塔と電線がすごいことになっている。

ざっと見学するだけなら10分くらいで終わってしまう。
できれば、もう少し内部とかを見てみたいところだ。

そこそこ人気で、途切れることなくぽつぽつ見学者が訪れる。
まあ、一回見れば充分なところではある。

水飲み場。
蛇口をひねれば水が出る。

今まで何気なく見ていた配水塔が、少しだけ近しい存在になった気がした。