円頓寺デイドリーム

名古屋(Nagoya)
円頓寺-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 大須の雑然とした雰囲気とは対照的に、いたって静かな円頓寺(えんどうじ)商店街。いつ行ってもまったりとしていて、心が落ち着く。七夕祭りのときは賑わう円頓寺も、普段は平穏さを保っている。瀬戸の商店街ほどさびれていない。名古屋の三大繁華街だった頃は、今は昔の話となったけれど。
 前回訪れたのは、去年の七夕だっただろうか。普段の円頓寺は、ちょっと久しぶりな気がした。写真を撮りながら一往復歩いた。やっぱりここは写真を撮るにもいいところだ。
 大林宣彦監督が、ここ円頓寺を舞台に映画を撮るという話が立ち消えになってしまったのは残念だった。撮っていたらどんな映像になっていたのだろう。いい作品ができたら、少しは賑わいが戻っただろうに。
 円頓寺は今日も、昨日と変わらず平穏無事な商店街なのであった。



円頓寺-2

 すぐ東を堀川が流れ、入り口の手前には五條橋が架かっている。



円頓寺-3

 商店街の東の入り口。
 すぐ左の通りが四間道で、右へ行くと駄菓子屋の問屋街である明道町がある。
 位置的には名古屋城の南西で、丸の内のすぐ外という場所だ。
 地下鉄丸の内駅から歩いて10分足らずなのに、なんとなく行くには不便なところという印象がある。愛知県外から訪れた観光客が来るようなところでもなく、魅力的なのに注目度が低いのが惜しい。名古屋のよさを知ってもらうには、個人的には大須よりもこちらを見てもらいたいと思う。



円頓寺-4

 多賀宮の中から。



円頓寺-5




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 金比羅さん。



円頓寺-9




円頓寺-10




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 円頓寺銀座街。



円頓寺-12




円頓寺-13

 私の目に映る円頓寺は、こういうトーンの商店街だ。昼間に見る夢のような。

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