ぶらり平和公園

日常写真(Everyday life)
平和公園-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4



 ときどき、ふらりと出向きたくなる平和公園。身内がいるわけでもない墓地に写真を撮りにいくというのも不思議なものだけど、平和公園は名古屋人にとってそういうものでもある。
 かつて、名古屋オリンピックが開催されるという話になったとき、メインスタジアムをここ平和公園に建設することになった。結局、ソウルに取られてしまって名古屋オリンピックは実現しなかったわけだけど、もしそうなっていたら広大な墓地はどこへ移すつもりだったのだろう。
 現在の平和公園は、墓地を中心に、芝生広場や池、桜並木や雑木林などが渾然一体となった公園となっている。
 なんとなく、冬場に訪れることが多いような気もする。桜の季節は、たくさんの家族連れなども集まってくる。



平和公園-2

 あとひと月もすれば、桜の園も桜色に染まることになる。



平和公園-3

 南の雑木林エリアは、久しぶりだった。だいぶ整理されて、以前とは様子が違っていた。
 春になったら再訪することにしよう。



平和公園-4

 冬枯れの木々の映り込みは魅力的だ。



平和公園-5

 猫ヶ洞池の夕景。



平和公園-6

 高台から見下ろす町並み。



平和公園-7

 池のカモたち。
 渡りのカモも、北へ戻っていく季節が近づいた。



平和公園-8

 名古屋駅方面遠望。
 墓地と高層ビル。
 生と死は、この世界に同時に存在していることを再認識する。死は不在であると同時に、死という存在でもある。死を思うことは生を思うことであり、墓地というのはそれを思い出させる装置の役割も果たしている。

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コメント
  • まるで・・・
    2012/03/02 17:52
    水面に映える枯木立・・・何と綺麗な事でしょう!!
    写真を逆さまにしたような美しさ・・・
  • 映り込み
    2012/03/02 21:29
    >てんくらさん

     こんにちは。
     きれいな映り込みのためには、水がきれいすぎても上手くいかないんですよね。
     ある程度濁っている方がきれいに映るというのは、ちょっと皮肉かもしれません。
     木々の映り込みは、断然冬がきれい。
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