瀬戸のお雛めぐりを撮りにいく 2012

イベント(Event)
瀬戸お雛めぐり-1


 瀬戸のお雛めぐりイベントも、今年で11回目となった。
 2009年に初めて訪れて、個人的には今回が三度目だった。
 週末にはいろいろな体験イベントなども開催されているようだ。期間は2月4日から3月4日までの1ヶ月間。アーケード商店街や各施設に、新旧いろいろなお雛さまが飾られる。
 今年はどう撮ろうか考えて、女雛を撮ることを思いついた。雛飾りの主役はなんといっても女雛なのだから、それを撮りさえすれば、雛飾りを撮ったに等しい。全体の様子は、過去2回のときに撮った。
 そんなわけで、銀座通り商店街と、せと末広商店街を中心に、歩いてきた。



瀬戸お雛めぐり-2

 ポートレートを撮るように。



瀬戸お雛めぐり-3

 これは確か、江戸時代のものだったと思う。
 顔や衣装が古めかしいというのもあるけど、機械で作られた現代ものとは明らかに質感が違っている。時代を経てきたせいもあるだろう。



瀬戸お雛めぐり-4

 明治のものだったか。
 人形の表情も、見る角度によって違って見える。かすかにほほえんでいるようだったり、物思いにふけっているようだったり。



瀬戸お雛めぐり-5

 御殿雛というのもある。それが流行った時代があったらしい。
 雛壇ではなく、文字通り御殿の中にお雛さまがおさまっている。



瀬戸お雛めぐり-6

 吊るし雛。
 伊豆稲取が発祥とされるけど、よく似たものは昔から全国にあったのではないかと思われる。
 雛壇を飾るスペースはなくても、これならどこの家庭でも飾れる。



瀬戸お雛めぐり-7

 これも吊るし雛の一種と見ていいだろうか。
 一回こうして作っておけば、毎年出したりしまったりするのも簡単だ。



瀬戸お雛めぐり-8

 現代の創作雛。
 今時は、これくらいで充分といえばそうかもしれない。



瀬戸お雛めぐり-9

 お馴染みの雛ピラミッド。
 4メートルのピラミッド型雛壇に、約800の雛などが飾られている。



瀬戸お雛めぐり-10

 プロの作品もあり、生徒たちが作ったものもある。
 瀬戸らしく陶磁器製のものが多い。



瀬戸お雛めぐり-11

 ビリケンさんのお雛さま風。

 この日は銀座通り商店街が休みのところが多く、時間も遅くて古民家の久米邸も閉まったあとだった。タイミングがよければもう少し撮れたはずで、ちょっと残念ではあった。期間中ももう一度瀬戸に行くことはないだろう。
 雛人形をポートレート風に撮るというアイディアは、今後も活かせそうだ。仏像などでもそういう撮り方ができる。

【アクセス】
 ・名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」から徒歩約5分。
 ・駐車場 あり(最初の1時間無料 以降1時間100円)
 ・見物時間 展示場所による

 陶のまち瀬戸のお雛めぐりwebサイト
 
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コメント
  • 明日行って来ます~!
    2012/02/25 23:48
    こんばんは。
    このイベント、もう11回目になるんですね..
    名鉄の駅構内にあったパンフレットで、今年初めて知り、
    行くなら2月26日..と思っていました。
    明日行って来ます~!
  • 行ってきましたか
    2012/02/26 22:45
    >manunuさん

     こんにちは。
     manunuさんが行く前に一言でも情報をと思ったんだけど、今日では間に合いませんでしたね。(^^;
     予定通り行ってきたでしょうか。楽しめたならよかったのだけど。
     ひな祭りイベントは何年か前から行くようになって、行ってみるとけっこう面白いですね。
     足助も行きたいけど、車がないと行けないや。自転車では無理だー。
     鉄道とバスを使うと遠回りだし、高いし。
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