
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 10-24mm
八百津へ行こうと決めて、ネットであれこれ情報を調べていたとき、八百津発電所のことを知って興味を持った。
もう使われなくなった発電所が廃墟スポットになっているのかと思ったらそうではなく、資料館として一般公開されているという(320円)。
発電とかに特別な興味を抱いているわけではないのだけど、写真を見ると魅力的な場所に映ったので、行ってみることにしたのだった。そしてそこは、期待以上にフォトジェニックな被写体だった。

発電所に関する知識はないに等しいので、これらの機械や装置がどういったものなのかは分かっていない。どうやって撮ったらカッコイイかということだけを主眼に撮っている。
これら巨大装置は、水車と発電機がワンセットになっているものだそうだ。この手のものに興味がある人にしたら、これ自体が萌え対象になるものなのかもしれない。
1911年(明治44年)、名古屋電燈が、木曽川水系では初となる本格的な発電所を、この場所に作った。
その後、関西電力があとを引き継ぎ、昭和49年まで使われることになる。
長らく放置されたあと、平成10年に町営の資料館として一般公開が始まった。現在は国の重要文化財に指定されている。












外にある放水口発電所。
更なる電力供給のため、1917年(大正6年)に作られた。
放水の落差を利用した小型発電所とのことだ。

何しろ行くには不便なところで、遠くからでも行く価値があるかというとちょっとどうかと思うのだけど、個人的には行ってよかった。
いい光がある日と時間帯に行くことをオススメします。