
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4
日曜日の昨日、犬山観光写真コンテストの表彰式に行ってきた。
地域フォトコンの入選授与もそれぞれで、表彰状と商品券を郵送して終わりだったり、表彰状を渡すから事務所に取りに来るようにというのや、きちんと人を集めて表彰式をするところもある。犬山の表彰式は市長まで出席していた。
表彰式は別に出なくてもいいのだろうけど、せっかくの機会だし、撮影行きの口実にもなるので、できるだけ出たいと思っている。それよりも重要なイベントがある日なら話は別なのだけど。

廃線になったモノレールの終着駅を写した写真で、観光協会賞というのをいただいた。
モンキーパークへ行ったときに撮ったもので、このシーンは見た瞬間に、これはいけると確信した場面だった。空模様が曇天で光が差していないのが残念に思ったのだけど、廃駅のしんとした空気感を表現するにはかえってよかったのかもしれない。
選者さんが各作品を講評しながらコンテストの裏話を交えて1時間話すという、ちょっと異例の表彰式だった。観光写真コンテスト特有の事情なども知ることができて、なかなか得るものが多かった。

せっかくなので、犬山の城下町を少しだけ歩いた。
このあと、八百津へ行くことにしていたので、散策時間は30分程度だった。
犬山は何度も行っているし、またあらためて出直すことにする。春の祭りなども訪れることになるはずだ。




犬山城の天守が見えたところで引き返すことにした。
天気のいい日曜ということで、城下町はけっこう賑わっていた。




岐阜県の八百津町(やおつちょう)は、古い酒蔵などが残る町として、少し前にその存在を知った。
かつて、名鉄の八百津線があり、八百津はその終着駅の町だった。2001年に八百津線は廃止となり、現在は代替のバスが明智駅前から出ている。
広見線はmanacaが使えず、新可児駅での乗り換えがちょっとややこしかった。新可児駅の乗り換え改札口で、駅員にmanacaを渡して、次に下りる駅まで申告してmanacaから引き落としてもらい、証明するレシートみたいなものをもらって、列車を降りるときに運転手に渡すという仕組みだった。降りる駅が変わった場合、どうなってしまうのだろう。

東濃バスのYAOバスに揺られて20分ちょっと。終点の八百津ファミリーセンターの3つ手前、八百津港町で降りた。
鉄道の路線が廃止になるくらいだから、人里離れた山里を思い描いていたら、意外にも町すぎるくらいの町だった。人家も多く、あれこれいろんな店も開いている。陸の孤島のようなところを想像していたから、かなり拍子抜けした。
八百津での目的は、町並み散策と、もう一つ、旧八百津発電所を撮ることだった。町の写真を撮りつつ旧発電所まで歩いて1時間。そのときの話は、またあらためてということにしたい。