
SONY α55 + TAMRON 180mm f3.5 Di
早春の野草を求めて東谷山(とうごくさん)フルーツパークへ行ってきた。
街中ではまだまだ春の気配は感じられないものの、果樹園などの肥沃な土地には一足早く春の野草たちが顔を出し始める。
しだれ桜で有名なフルーツパークは、いまだ冬の中といった感じで、訪れている人も少ない。それでも、地面にしゃがんで、よくよく目をこらしてみれば、あちらにもこちらにもお馴染みの花たちを見つけることができる。
野草撮りは、そんな1月、2月が一番楽しい時期かもしれない。春になってしまえば、花が咲いているのが当たり前になって、ありがたみが薄れるものだから。

ホトケノザは、春の野草のトップバッターといっていい存在だ。何故か秋に咲いていることもあるけど、春先一番に見つかるのはこの花のことが多い。

曇り空で閉じているものが多かったけど、オオイヌノフグリも咲いてきていた。
ヒメオドリコソウはもう少しあとになるだろうか。

春の七草の一つ、ナズナ。
昔は若苗を食べたそうだけど、花が咲く頃にはもう遅いのかもしれない。

四季桜とプレートにあったと思う。
四季桜といえば、小原村が有名だ。あれと同じ種類ということだろうか。

秋にはピンク色になるマユミの実。冬になるとパカッと開いて種を落とす。

枯れ葉の色が気に入った。こんな色の服とか靴とかに惹かれる。

流れに沈むモミジの枯れ葉。
モミジの葉は、この時期でもまだけっこう残っている。

綿毛はまだまだ撮りたい。もっと魅力的に撮れるような気がしている。

水の流れに。

春はまだしばらく先だから、今から追い求めすぎると、いざ春が来たときにはもう飽きてしまうなんてことにもなりかねない。今はもう少し冬らしい光景を撮っていきたい。
雪が降るふるといいつつなかなか積もるほど降らない名古屋なのだった。
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