
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / TAMRON 180mm f3.5 Di
1月も後半になって、そろそろセリバオウレンのことが気になりだした。
例年、2月くらいに瀬戸岩屋堂の浄源寺に撮りにいっているのだけど、どこか他にも咲いているところはないかと調べたところ、上半田川町(かみはだがわ)にもポイントがあるという。地図を見ると、瀬戸の奥、上品野よりも更に奥まったところで、ちょっと迷ったのだけど、行ってみることにした。
まあしかし、自転車で行くところではなかった。尾張瀬戸駅を過ぎてからは上り坂に次ぐ上り坂で、20キロ2時間という距離以上に遠く感じられた。もうちょっと行けば、岐阜県の県境だ。そんなところまで自転車で行ってる場合じゃない。おかげで、足首がどうにかなってしまった。しばらく遠出は控えよう。
そんな苦心の末にようやく辿り着いたにもかかわらず、私を迎えてくれたのは、わずか3つ、4つのセリバオウレンだった。どうやらタイミングが早すぎたようだ。
ここは12月から咲き始めるらしいのだけど、本格的に咲き揃うのは、やはり2月なのだろう。まだやっと咲き始めたばかりといった感じだった。

セリバオウレンが咲いているのは、金峯神社の境内という曖昧な情報だった。
行けばなんとかなるだろうと思ったけど、先客さんがいなければなんともならなかったかもしれない。
場所は、鳥居の向かって右手前の一角で、セリバオウレンを見慣れている私でも、見つけるのに時間がかかった。しゃがんでよくよく見渡さないと見つからない。花よりも特徴的な葉っぱを探した方が早い。
他にも咲いている場所はあるのかもしれないけど、見つけることはできなかった。
花の撮影は後回しにして、まずは神社さんに挨拶していくことにした。
金峯神社は、おそらく「きんぶ」と読むのだと思う。奈良県吉野の金峯神社から勧請したものだろう。
祭神は吉野と同じなら、金山毘古神(かなやまびこのかみ)ということになる。鉱山にまつわる神だから、このあたりも昔は何か鉱物でも採れたのだろうか。
少し離れた場所に、白山神社がある。









参拝を済ませて、セリバオウレン撮影に移る。
しかし、何しろ咲いている花が3つ、4つなので、選択の余地が少ない。あれこれイメージをして行ったものの、思い通りにはならなかった。



帰りに浄源寺も行ってみたら、あちらはまったく咲いていなかった。今年はいつもの年よりも遅いように思う。
2月の中旬に出直すことにする。
それでももう、野草シーズンは始まった。立春も、そう遠くない。
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