
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / SIGMA 170-500mm f5-6.3
廃線歩きのあと、名古屋空港近くに移動して、飛行機撮りをした。
空港の南エリアにはいくつか撮影ポイントがあって、普段はエアフロントオアシスか、空路の真下に当たる道路あたりで撮ることが多い。歩道橋の上からという手もあるのだけど、あそこは人目がありすぎるのと、冬は吹きさらしでちょっと寒すぎる。
今回撮ったのは、エアフロントオアシスから少し東へ行った小さな公園の滑り台の上だった。冬場ということで、ちびっこどこか人っ子一人いないので、滑り台を独占できる。少し高さもあるので、フェンスの上から撮れるのもいいし、背景にはちょうど雪山を持ってくることができる。
地図で調べたところ、角度的にみて両白山地(りょうはくさんち)ではないかと思う。岐阜と福井の県境にある山脈だ。
このポイントで日没まで粘ってみることにした。

名古屋空港と小牧基地は、同じ敷地内にあって、滑走路は横に並んでいる。なので、自衛隊機も頻繁に飛んでいる。
セントレアができるまでは、この上空をジャンボジェットなどもひっきりなしに飛んでいた。あの頃はうるさいだけとしか感じていなかったけど、今となっては懐かしい。

現在、名古屋空港に離発着する定期便の旅客機は、国内線のFDA(フジドリームエアラインズ)だけとなっている。少し前まで飛んでいたJALが撤退して、代わりにFDAが就航した。
しかし、なにしろ本数が少ない。1時間に出発と到着とあわせて2本程度なので、その間がなかなかに退屈だ。
このときは15:35の到着便が済んだあとで、16:35の到着便を待っていた。そしたら、16:22くらいに早くも飛んできてしまった。すっかり油断していて対応が遅れた。10分以上も早く到着することもあるのか。
このあとは16:55の出発を待つしかなくなった。

うちの近所でも飛んでいるところをよく見る自衛隊の輸送機。たぶん訓練飛行してるのだと思う。

着陸。

小さな単発機がやってきたりもする。

ヘリコプターとかも。

これは少し大きめ。
かなり近い距離で撮っているので、500mmは持て余す。少しズームを引いて対処する。

着陸態勢。

共立航空。
これはたぶん、空撮のための飛行をやっている会社だと思う。
空撮も一度やってみたいけど、自分の好きなところを飛べるわけではないようだし、費用もかなりのものだ。なかなか気軽にはできない。

お待ちかね、FDAの出発となった。

これを見送ったところで撮影終了とした。そろそろ日没時間で、暗くなりかけていた。
撮影ポイントは他にもいくつかあって、北端の小針公園や、西の神明公園なんかが人気となっている。
ぬくぬく撮りたければ、エアポートウォークからという手もある。ただ、室内のガラス越しになってしまうのが難点だ。表に出ると、金網のフェンスがある。
国内線の送迎デッキはまだ行ったことがないので、今度行ってみることにする。