
SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di
早春というにはまだまだ早い1月の前半。けれど年が明ければもう、咲き始める花もある。トップバッターは、ロウバイだ。
まだつぼみの数も少ないものの、わずかに開きかけている花がある。春を待てずに先駆ける。
まず咲くことから名付けられたというマンサクは、まだ咲いていなかった。やはり、一番はロウバイということになるだろう。

こちらはソシンロウバイ。芯の部分まで透き通る黄色なので、見栄えがいい。

スイセンも今くらいがシーズンということになる。春まで長く咲くけど、冬が似合う。

タンポポは年中無休だ。

居残り組の綿毛。

たかがタンポポなんていうとタンポポに失礼だけど、ありふれた花であるタンポポにしてこの繊細な美しさ。自然というのは贅沢なものだと思う。

寒椿もシーズンを迎えている。
ただ、品種によってまったく咲いていないものもあり、終わったようなものもあって、ピークがいつなのかはよく分からない。つぼみをたくさん準備しているやつもあるから、まだこれから咲いてくるようだ。

椿も品種が多く、可憐なものや、バラに匹敵するようなものまで幅広い。

コブクザクラは、秋から冬にかけて咲く桜だ。もう後半といったところだろうか。

わずかに残ったモミジの葉。

紅葉を追いかけていたのが、遠い昔に思える。まだあれからひと月しか経っていないのに。

落葉フリージング。

凍てついた白。

冬が深まる中、遠くに春の気配を感じる。
そんな1月前半の東山植物園。
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