
SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO
冬の寒さはつらい。ときどき腹も立つ。なんでこんなに寒いんだ、と。けど、冬にしか撮れないものもあって、しぶしぶながら冬のよさも認めないわけにはいかない。案外、春が近づいてくると、もうちょっと冬が続いてもいいかなという気持ちになったりもする。
冬の代表的な風景といえば、やはり、雪と氷だろう。クリスマスの雪は風邪で寝込んで撮れなかったけれど、シーズンにもう一回くらいは降ってくれることを期待している。
氷ならわりと簡単に見ることができる。名古屋も最近は最低気温が氷点下になる日が増えてきた。
どこで氷を撮ろうかと考えて、海上の森を思いついた。行ってみると、日陰にはしっかり氷が張っていて、しかも雪まで残っていた。クリスマスの残雪なのか、あれからまた降ったのか。
雪と氷撮りが楽しくて、しばらく夢中で撮り続けることになった。

残雪が氷になっている。
一番残っていたのは、海上池の周辺だった。

霜柱も見ることができた。
小学生の頃は、学校へ行く冬の朝、公園や空き地の霜柱を踏みながら行ったものだった。今は土がむき出しになっているところが少なくなったし、昔に比べて寒さは緩んでいるように思う。けど、体は年々寒さに弱くなる。

近づいて分かる美しさ。

寒々しいアイスブルー。

自然の造形。
水しぶきを高速シャッターで止めたみたいにも見える。

氷撮りの楽しさを再認識した。またどこかで撮りたい。

篠田池は、すっかり茶色になっていた。12月にあった紅葉の名残も、今はもうない。

枯れ葉の道。

檜林だと思う。
この風景が好きで、毎回撮ってしまう。
斜めから差し込む光がきれいだった。

林に差し込む冬の日差し。

川の風景も、完全に冬景色だ。見事なまでに冬になってしまう。
太陽の力に依存し、光の強さによって生態系が大きく左右されてしまう地球というものをあらためて思う。
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