
SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3
クラブマンレース最終戦も最後のレースとなった。F4(Formula 4)というカテゴリーのレースで、FJ1600とF3の間のクラスに当たる。その上に、GP2(かつてはF3000)やGP3があり、F2があり、頂点がF1だ。
本格的にレースをするにしても、楽しみながらサーキットを走るにしても、事情は人それぞれで、こういう細かいカテゴリー分けが必要なのだろう。鈴鹿クラブマンレースとしてアマチュアが走るのは、このF4が一番上のクラスになると思う。

午後になって日が傾き、コース上に影ができるようになった。光と影のコントラストがあると、写真としては変化がつけやすくなる。日陰の部分では当然、シャッタースピードも遅くなる。

ガンガン削るようなバトルは、それほど見られない。アマチュアレースはマシンも大切に乗らないといけないから、プロのように無茶はできない。

終盤になってやっと、少し余裕を持って流し撮りができるようになった。

次回は低い位置から金網越しの流し撮りを試みたい。流し撮りにすれば、金網はほぼ消えるんじゃないかと思う。

少し違う構図で。

マシンが西日に照らされて、夕方の感じが出ている。
夏場は2時、3時はまだ太陽の位置が高いから、写真の感じも違ったものになりそうだ。

最後の方は逆バンクの出口あたりで撮っていた。

斜め流し。

こうしてこの日のレースはすべて終わった。
サーキット撮影元年としては、まずまずの成果だったと思う。
2012年の今年も、できるだけ通いたいと考えている。まずは1月に新春鈴鹿ゴールデントロフィーレースというのが行われる。往年の名車が集まってレースをするというもので、クラブマンレースとは違った雰囲気で撮れそうだ。