
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 他
どこにも属さず余った写真の在庫がたまっていた。年末ということもあるし、まとめて出しておくことにする。
日常の中で目にしたあれやこれや。街の風景など。
カメラを持ってうろつけば、ときどき、なんだこりゃという光景にも出くわす。上の写真も、そんなワンシーンだった。なかなかに唐突な風景だ。

ガラスの破片がギラリ。

晩秋の田んぼに火。

朝の自転車通勤通学の群れに巻き込まれた。

誰かがフェンスに挟んでいった食パン。
鳥のエサ用だろうか。

新しい城。

文字には不思議な力がありますと、山田里見さんも言っていた。
文字にしたことは実現するというのは、実際にあることかもしれない。だから、明るい言葉を書くのがいい。



千種公園の通りがイチョウ並木になっていたことに気づかなかった。時すでに遅しだったけど、来年はいい時期に行きたい。


雪が降った3日後、日陰の屋根にはまだ雪が残っていた。




街の風景は、特別不幸でもないし、かといって幸福に溢れているわけでもない。
ときどき、クスッとしてしまうような場面や、ちょっといいなと思う光景に出会うことがある。
街の写真を撮るということは、自分の心が反応する部分を知ることでもある。それは、自分の発見であり、大げさにいえば信仰の告白のようなものだ。
来年もまた、自転車で街を走り、歩きまわりながら写真を撮ることになると思う。
ものすごく素敵な光景だとか、素晴らしい風景なんかを求めているわけではない。これは撮りたいと思えるものに出会えれば充分だ。
自分が変われば写真は変わる。今年見えなかったものが来年は見えるようになる。被写体は、常に自分の中にある。
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