
SONY α55 + SIGMA APO 170-500mm f5-6.3
11月にまた鈴鹿サーキットに行ってきた。
9月に初めてレースを撮りにいって、このときが2回目だった。前回は4輪のクラブマンレースと2輪のサンデーロードレースが同時開催で、今回は2輪のレースがフルコースで行われた。サンデーロードレースとしては、今年最後のレースだった。
到着したのは10時半頃で、途中からの参戦となった。この日は朝の8時からレースが始まっていた。
最初に撮ったのは、NSF100 HRCトロフィー グランドチャンピオンシップというもので、マシンの規格は忘れてしまったのだけど、小型のものではあった。グランドチャンピオンシップの名の通り、このクラスの全国大会で、日本各地からアマチュアレーサーが集まってきていた。

前回、2輪のレースは1レース、5周しか撮ってないので、最初はまた戸惑うことになった。
レース撮りの基本は流し撮りだから、この日は基本習得のため、流し撮りに終始した。
とにかく、まずはフレームに収められるかどうかが最初の難関で、構図など考えている余裕があろうはずもない。被写体が止まったかどうかなんてのも、液晶では確認できないから、PCで見てみるまで分からない。撮っている間は、あまり手応えがない。
難しいから面白いのは確かなのだけど。

サイドバイサイドなんてよくあること。
アマチュアレースで、小型車なので、3台横並びなんてこともある。それをスリーワイドということも覚えた。

このレースは5周で、午後からのレースは10周で行われた。
フルコースを使っていたので、一回行ってしまうと、しばらく暇になる。

表彰式の様子。
年齢層は幅広い。ティーンエイジャーから50代のお父さんまで参戦している。60代もどこかのレースにいたかもしれない。

観客は全部で何人くらいなんだろう。多くての数百人といったところだと思う。
カメラマンはそこそこいる。といっても、数十人くらいだろうか。
観客席のあるところなら、どこからでも撮れるのがいいところだ。

午後から行われた、鈴鹿ST600Rというレースだと思う。
見る人が見ればどんなマシンなのかすぐに分かるのだろうけど、バイクはまるで専門外なので、私はただ撮るだけ。目の前に来たやつを、次から次へ。
ファインダーに収まる確率は、ひどく低い。

メインストレートの観客席と後ろの山並みとかを撮ったり。

流し撮りに疲れて、普通に撮る。
バイクレースをどう撮ればいいのか、最後まで今ひとつ掴めなかった。

低速シャッター流し。
この日は確か、1/200秒くらいを基本としていたと思う。
1/60秒とかになると、更に難度が跳ね上がる。

横から低い位置で撮れる場所が一ヶ所あって、ストレート区間なのだけど、ここはここで面白い。そして、やっぱり、難しい。

どこかからインター/チャレンジ ST600のレースになっているはずだ。その境目がよく分からなくなってしまった。
このレースは4台エントリーの3台レースになってしまったんだったと思う。
後編につづく。