
SONY α55 + SIGMA 50mm f2.8 DG MACRO / 170-500mm
冬来たる。
いつの間にかクモの巣から主の姿が消えていて、その後のクモを見ないと思っていたのだけど、初めてこういうところを見た。
一つの季節の終わりを目の当たりにしたと思った。命の役割を終えたその姿は、美しくさえあった。

田んぼや畑になっていた里山エリアが更地になっていて驚いたのが、紅葉を撮りにいったときだった。
あれから何週間も経たないのに、あっという間に雑草の緑が一面を覆っている。土が肥沃だったというのもあるのだろう。それにしても、雑草のたくましい生命力を見た。

フユノハナワラビ(冬の花蕨)というものらしい。初めて見た。
名前の通り、冬に芽を伸ばして葉を茂らせる種類のようで、胞子嚢をつけた葉を胞子葉と呼ぶんだとか。

12月の湿地風景。
シラタマホシクサはいよいよ茶色く、枯れ野原のようだ。

この日の目的は鳥撮りだったので、500mmを持っていった。

カワウの行列。



ミコアイサもやってきていた。
雨池の水が抜かれるまでは、毎年あちらに来ていたのに、森林公園に場所を移したのかもしれない。今年、雨池ではまだ見ていない。




どこもかしこも冬景色になっていく。12月も暮れ、今年も残すところあと1週間ちょっととなった。