稲永公園行き

施設/公園(Park)
稲永行き-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / 100-300mm f4.5-5.6 APO / 10-24mm



 名古屋港に日本丸を撮りにいったとき、海王丸の出港までしばらく時間があったので、稲永公園まで足を伸ばした。名古屋港の西、藤前干潟に近い庄内川の河口にある総合運動公園だ。
 公園内にある名古屋市野鳥観察館へは何度か行ったことがある。このブログでも登場している。
 11月8日だから、もうひと月も前のことになる。思い返せば、この頃はまだ暖かかった。海風は冷たく感じられたけど、今の季節に行くと、心底寒くて凍える。


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 庄内川河口というか、もう海のエリアかもしれない。
 向こうに見えているタワーみたいなのは何だろう。観光タワーではないはずだ。焼却炉の煙突とかかもしれない。
 このあたりもかなり埋め立てられていて、もともとの地形がよく分からない。
 江戸時代、熱田の宮から桑名まで七里の渡しの舟が行き来していた頃は、稲永公園のあたりも海だったのではないかと思う。今、熱田から桑名まで船で行こうとすると、相当大回りしていかないといけない。


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 すでにたくさんの渡り鳥たちが飛来していた。
 キンクロハジロは、このときまだ冬羽になりきっていない。


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 ヒドリガモたち。
 同じ種類の渡りガモなのに、どうして海で過ごすやつと、川や池にいるやつとに分かれるのだろう。街中の汚い池にいるやつもいるし、山の方のきれいな川にいるやつもいる。
 単なる好みなのか、場所を気分で変えているのか、海派と池派にはっきり割れるのか、そのあたりの事情はよく分からない。


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 チドリ的なやつ。近所で見かけないので、ほとんど区別がつかない。街の川にいるのはコチドリくらいだ。


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 対岸は工場地帯で、庄内川と新川を挟んで、向こう側が藤前干潟になる。
 二つの川の中州のようなところも藤前干潟になるのだろうか。


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 名港トリトンの赤。
 海のキリンたちがたくさんいた。


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 戻る途中。自転車で郵便を配達している郵便局員がいた。うちの近所はみんな赤いカブだから、自転車は新鮮に映る。


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 更についでに荒子川公園にも寄ってみた。
 何年か前に一度、ラベンダーを見るために来たことがある。しかし、がっかりして帰ることになった。ラベンダーは広大な場所に咲いているからいいのであって、小さな畑に咲いているだけだとありがたみが薄い。


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 落ち葉が刺さっていた。


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 公園内を、あおなみ線が縦断している。
 しばらく待ってみたけど、列車は通らなかった。


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 シートレインランドの観覧車と橋。
 橋の名前を忘れてしまった。カッコイイ橋だった。


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 名古屋港まで延びてきている貨物専用の線路。


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 海にはいろいろなカルチャーショックがある。陸で暮らしていると知らないことがいろいろある。
 密輸ダイヤルなんてものがあることを初めて知った。シロイクロイ。もう覚えたけど、使うチャンスはなさそうだ。


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 名古屋港に戻ってきた。
 そういえば、南極観測船ふじの中には一度も入ったことがない。ドラマ「南極大陸」は一回目の途中で脱落してしまったけど、南極観測船はちょっと興味がある。
 名古屋港のイルミネーション「STAR★LIGHT REVUE2011」も、もう始まっている。自転車で行ってもいいけど、帰りのことを考えると腰が引ける。冬の夜の自転車は寒すぎる。それでも、期間中に一度は行っておきたいと思っている。

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