
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / 100-300mm f4.5-5.6 APO / 10-24mm
祖父江町にイチョウを撮りにいった日、もう一つの目的地が木曽川河畔のワイルドネイチャープラザだった。
ワイルドネイチャープラザなどという英語があるのかどうか知らないけど、そこはきっと、野性的で、自然な広場なのだろうと想像した。
祖父江緑地が隣接していて、祖父江砂丘なるものもあるという。ネットで調べても今ひとつイメージが掴めないまま、とりあえず行ってみれば分かるだろうということで、山崎駅からどんどん西へ向かって歩いていった。なんだか遠かった。
辿り着いてみると、そこには幽玄ともいうべき木曽川の流れがあった。霧も出ていないのに、幻想的な風景になっている。ちょっと不思議な様子だった。
対岸は岐阜県羽島市で、木曽三川公園の一部になっている。

木曽川の流れ。
このあたりは特に川幅が広くなっている。

ワイルドネイチャープラザは、行ってみてもよく分からなかった。河川敷の公園といえばそうなのだろう。全然、野性的でないことは確かだ。
かなり大がかりな工事をしている最中で、立ち入り禁止のエリアもあった。
グラウンドなどもあったけど、どこまで現在使用されているのか判然としない。
祖父江砂丘がどこにあるのか、見つけることができなかった。歩いたところよりも北にあったのかもしれない。川辺の砂丘というのは全国的にも珍しいそうだから、見られるものなら見ておきたかった。

馬飼大橋。
橋が水門になっている。

遠くて種類は判別できなかったカモたち。たくさん浮かんでいた。


西方は山並みがずっと連なっている。
この日は薄曇りで、稜線は曖昧だった。冬場の晴れた日には、冠雪した山並みがよく見えるのだろう。
方角からして、養老山地や伊吹山などが見えるはずだ。


そろそろ日没。
帰りも駅まで1時間かかるので、少し早めに切り上げた。
すっかり暗くなった祖父江のたんぼ道を、ひとりとぼとぼ歩いている人間は、そうめったにいるものではない。

月とカラス。
祖父江は、まだ町並み編が残っている。
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