祖父江の木曽川風景

海/川/水辺(Sea/rive/pond)
木曽川-1

SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4 / 100-300mm f4.5-5.6 APO / 10-24mm



 祖父江町にイチョウを撮りにいった日、もう一つの目的地が木曽川河畔のワイルドネイチャープラザだった。
 ワイルドネイチャープラザなどという英語があるのかどうか知らないけど、そこはきっと、野性的で、自然な広場なのだろうと想像した。
 祖父江緑地が隣接していて、祖父江砂丘なるものもあるという。ネットで調べても今ひとつイメージが掴めないまま、とりあえず行ってみれば分かるだろうということで、山崎駅からどんどん西へ向かって歩いていった。なんだか遠かった。
 辿り着いてみると、そこには幽玄ともいうべき木曽川の流れがあった。霧も出ていないのに、幻想的な風景になっている。ちょっと不思議な様子だった。
 対岸は岐阜県羽島市で、木曽三川公園の一部になっている。


木曽川-2

 木曽川の流れ。
 このあたりは特に川幅が広くなっている。


木曽川-3

 ワイルドネイチャープラザは、行ってみてもよく分からなかった。河川敷の公園といえばそうなのだろう。全然、野性的でないことは確かだ。
 かなり大がかりな工事をしている最中で、立ち入り禁止のエリアもあった。
 グラウンドなどもあったけど、どこまで現在使用されているのか判然としない。
 祖父江砂丘がどこにあるのか、見つけることができなかった。歩いたところよりも北にあったのかもしれない。川辺の砂丘というのは全国的にも珍しいそうだから、見られるものなら見ておきたかった。


木曽川-4

 馬飼大橋。
 橋が水門になっている。


木曽川-5

 遠くて種類は判別できなかったカモたち。たくさん浮かんでいた。


木曽川-6



木曽川-7

 西方は山並みがずっと連なっている。
 この日は薄曇りで、稜線は曖昧だった。冬場の晴れた日には、冠雪した山並みがよく見えるのだろう。
 方角からして、養老山地や伊吹山などが見えるはずだ。


木曽川-8



木曽川-9

 そろそろ日没。
 帰りも駅まで1時間かかるので、少し早めに切り上げた。
 すっかり暗くなった祖父江のたんぼ道を、ひとりとぼとぼ歩いている人間は、そうめったにいるものではない。


木曽川-10

 月とカラス。

 祖父江は、まだ町並み編が残っている。
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コメント
  • よく歩かれましたね
    2011/12/09 23:43
    オオタさんのブログをみて、
    しばらく行っていなかった、
    ワイルドネイチャープラザに行きました。
    (URLはその記事にリンクさせていただきました)

    ちょうど利用者調査をしていて、
    「何できましたか?」という質問があり、
    私が回答する前に、
    調査者さんが当然のように「車ですよね?」と○をしたのですが、

    オオタさんなら貴重な「徒歩」に○だった?
    よく山崎駅からあるかれましたね・・・
  • 祖父江行き
    2011/12/10 22:07
    >ごきげんさん

     こんにちは。
     ごきげんさんも祖父江行ってきたんですね。
     イチョウがあんなことになってるとは、思ってなかったです。(^^;
     色づいたら葉が落ちるのは早いですね。だから、見極めが難しい。
     また来年行けるといいなぁ。
     しかし、山崎駅からワイルドネイチャープラザまで歩いていく人は少数派でしょうね。
     往復7キロとかって、けっこうありました。
     来年までには整備も完成してるでしょうか。
     次回こそ、祖父江砂丘を見にいかなければ。
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