
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4
揚輝荘(ようきそう)が、ちょっとした紅葉スポットだということを知ったのは、去年のことだった。今年思い出したのが、つい数日前のことで、ちょっと慌てて出向いていった。
時期的にはちょうどよかったかもしれない。そろそろ終わりかけの最後に間に合ったといったところだった。
何年か前、建物の内部も見学に行って、そのときのことは以前にここで紹介した。
松坂屋の前身、いとう呉服店の初代社長伊藤次郎左衞門祐民の別荘として建てられたもので、名古屋市に寄贈されて、2008年から一般公開されている。
建物内部は予約制で、申し込まないと見られないのだけど、庭園はいつでも見学することができる(確か月曜休みだった気がする)。
覚王山日泰寺の東隣にある。



一番撮りたかったのがここだったのだけど、なんということか、障子の開け方が中途半端で、どうにもならなかった。
この建物は中に入ることができず、格子窓からのぞいて撮れるだけだから、障子を開け閉めすることができない。
去年は十字に開いていて、それがとてもよかったのに。
紅葉の季節だけでも、ここを開放してくれないだろうか。






いろいろ撮りどころがありそうで、案外ないというのが揚輝荘の紅葉だ。なんとなく惜しい感じがする。風景が上手く整理されていないというのか、もう少しなんとかなりそうな気もする。
来年までにはもっと撮れるようになって、再訪したい。