
SONY α55 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / 50mm f1.4
紅葉の明治村を撮りにいってきた。
前回からひと月も経たずに再訪したのには理由がある。来年の明治村フォトコンに応募するための写真を撮るのが目的だった。
今年のフォトコンは落選して、その通知葉書が一回入村無料券になっていたので、行ったというのもある。
今回の応募数は1,000点ちょっとだったそうだ。展示されていた入選の写真を見て、明治村フォトコンをきちんと理解していなかったことに気づいた。明治村では毎年、フォトコンの入選作でカレンダーを作ってる。つまり、ここのフォトコンはカレンダーに使える季節の風景が選ばれるということだ。それだけではないのだけど、それがメインどころなのは間違いなく、それならそういう撮り方をしようじゃないかということで撮りにいったのだった。
まあしかし、落選しても1,600円分の入村券がもらえるのと同じと思えば、送らない手はない。来年のフォトコンまではまだ1年近くあるから、それまでに何度か行くことになると思う。
11月の紅葉風景はライバルが多いだろうから、人気のない季節が狙い目だ。2月なんかは人気薄でいいかもしれない。雪が積もれば、1月の写真は一気に応募点数が増える。

SL名古屋のりばの石段のところ。
前回訪れたとき、紅葉の時期にも撮ろうと思っていた。
概ね紅葉は完成したのだろうけど、今年は全般的にあまりきれいではない。鮮やかなが足りず、色がくすんでいる。どこへ行ってもあまり期待できない。

市電もすっかり静態保存状態になっている。
明治村も入場者が減っているそうだし、経費削減ということかもしれない。

切符売り場もひと気がなく、静まりかえっている。歩くコースから外れているから、ここまで来る人の姿も少ない。

見頃といっても、全体の足並みがそろっているわけではなく、まだこれからのところもある。
ピークはもう少し先になるのだろうけど、見頃に入ったのは間違いなさそうだ。

この日もやっぱり、小学生が満載だった。
愛知県中から入れ替わり立ち替わり、毎日小学生の軍団がやってきているのだろうか。私が行く日がたまたま小学生とかち合うというには確率が高すぎる。いつ行っても小学生の集団がいるということは、毎日小学生がいるということではないのか。

前半は、紅葉縛りでずっと撮っていて、かなり苦戦した。この前しっかり撮ったばかりだったから、あらたに撮るものが少なかったというのもある。
後半、超広角に交換してから、少し調子が出た。

そろそろ12月も近づいたということで、一部クリスマスモードになっていた。
ここからは年末年始まで、一気に時間が加速していく。

チラリズム。

秋のキャンペーン中で、和服を着ていくと入村料が半額になる。
明治村の風景には和服がよく馴染む。

森鴎外・夏目漱石邸。

庭のモミジ。
漱石邸から西郷従道邸あたりが、一番の紅葉ポイントとなっている。
ここのモミジは色もよくて、見応えがあった。

日本庭園の中。

従道邸のテラスから。

小学校外のモミジはまだあまり色づいていなかった。ここはいつも少し遅い。
一部色づいた赤が、黒板に映り込んでいた。
つづく。