
SONY α55 + MINOLTA 50mm f1.4
秋のどうだん亭一般公開が、12日から始まった。
今年は紅葉が遅れているから、なるべく最後の方で行こうと思っていたのだけど、明日から週末にかけて天気が崩れそうということで、今日行ってきた。公開日は今週末20日、日曜日までとなっている(10-16時)。
去年の秋に初めて行って、春のドウダンツツジの花を見て、今回が3回目となった。
紅葉の進み具合は案の定、遅れている。それも思ったよりも進んでいない。明日から3日間でどこまで紅葉するだろう。
場所は、瀬戸街道の大森霞ヶ丘交差点を北に進み、瀬戸電の線路を超えた先だ。そこまで行くと案内が出ていて、人も立っているので分かるはずだ。

全体に赤く色づいてはいるものの、まだくすんだ赤で、鮮やかな色になっていくのはこれからだ。見頃は一週間くらい先になるだろうか。
ここ数日、朝晩はかなり冷えてきているから、この先は一気に進むのかもしれない。

光を浴びているところを撮れば、実際よりも色鮮やかに写る。
去年は同じ時期でちょうどいいタイミングだった。

内装はかなり修理されているようだけど、土台となっているのは江戸時代中期、1723年に建てられた古い建物だ。
岐阜県飛騨市にあった合掌造りの3階建てで、2階建てに改修されて、現在の地に移築された。

室内も少し撮って回った。

洒落た意匠の少ない質実剛健な建物ながら、昭和の名残がところどころに見て取れる。


やはりこの家も、時の刻みを止めている。
人が住んでいない家は、生活感がなく、時の積み重ねがない。人が出入りしているだけでは、止まった時は再び動き出さない。

尾張旭かるたというものがあるらしい。




モミジの色づきもまだ全然。去年はもっと紅葉していた。


一番赤いのは、お父さんのシャツだった。
紅葉が遅れていたのは残念だけど、今年もまた行けてよかった。