
SONY α55 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 90mm f2.8 APO
小幡緑地本園にはよく行く。東園は年に2、3回だろうか。行ってもたいして収穫はないと分かっていても、何もないわけではない。だから、たまに行きたくなる。
このときは、渋川神社で棒の手を撮った帰りだった。少し足を伸ばして行ってみた。
自転車でゆっくり巡りつつ、やっぱり何もないなと思う。何もない感じがいいといえばいい。

野球をしているような日時に行ったためしがないというのがその理由なのだけど、いつ行ってもひとけのない野球グラウンド。
天然芝のグラウンドはなかなか貴重だ。見ているだけで気持ちがいい。

落ち葉の影も長く伸びる10月の夕方。

芝生広場の向こうに沈んでいく夕日。
メタセコイア並木は、まだ紅葉していなかった。今年は全般的に紅葉が遅れそうだ。

矢田川の河川敷に寄っていく。
赤い夕日が雲の間からわずかに顔をのぞかせていた。

夕暮れどきを待っていたアブラコウモリたちが、空を舞い始める。
これもまた、秋冬の風景の一つだ。