
SONY α55 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5 / 100-300mm f4.5-5.6 APO
牧野が池は、渡りガモを撮るところという頭があって、春夏はあまり行く機会がない。年間を通じて花も少なく、虫もあまりいないところだから撮るものがないと思ってしまう。行けば行ったで何かしらの収穫はあるのだけど。
秋になるとここのことを思い出す。そろそろカモたちも渡ってきたんじゃないかと、久しぶりに行ってみることにした。先週のことだ。
最後はなかなかいい夕焼け空と映り込みを撮ることができた。そういえばここは、夕焼け撮影ポイントでもある。夏の間はそんなことさえ忘れている。

ダイサギだと思う。ダイサギとチュウサギの区別がついていないから、たとえチュウサギを見たとしてもダイサギとして片付けてしまっている。ここらにチュウサギが飛んでくることもあるんだろうか。
蓮の名残風景も撮りたいと思っていたけど、いい姿をしているものがなかった。牧野が池も蓮の数がずいぶん減ったように思う。

やはりカモがたくさん来ていた。
このときは何ガモか、よく見えなかった。

こうやってみると、ヒドリガモのエクリプスに思えるけどどうだろう。
渡ってきたばかりの頃は、まだ羽が生え替わっていなくて判別が難しい。
この日は300mmしか持っていなかったから、広い牧野が池では届かないというのもあった。次は500mmを持っていこう。

飛ぶのを気長に待って、やっと飛んだところを撮った。
時間帯のせいか、このあとまったく飛ばなくなってしまった。

遠くを飛んでいたのはダイサギだったか。

浮き草が浮かぶ水面を照らす黄金色の西日。
黒と金のゴージャスな世界。

虫がめっきりいなくなったこの時期、代わりに相手をしてくれるのがカモたちだ。
今年はカモのいい写真を撮りたい。

飛んでいったのはカワウだっただろうか。
薄暗くなると、アブラコウモリが飛び始める。やつらの動きは素早く、不規則で読めない。暗いというのもあって、かなり難度が高い。結局このときは一枚も当たらなかった。

季節が変われば行き先も違ってくる。牧野が池の登場回数も増えるはずだ。
そろそろ気持ちを紅葉に向けていかないといけない。もうそんな時期だ。今年はまだ、ほとんど何も決まっていない。紅葉と鉄道というテーマで撮りたいと思っているのだけど。