
SONY α55 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5
小幡緑地本園の緑ヶ池で見る夕景が好きで、ちょくちょく行っている。この日は特に印象的な光と影の風景を見せてくれた。
少し風があって波が立っていた。波打ち際から小舟で漕ぎ出すイメージで。

まだ太陽が沈む前の時間帯。
オレンジに染まる西の空と、自衛隊の航空機。

いつの間にか、水際にけっこうな数のホテイアオイが咲いていた。
去年まではなかったはずだ。突然こんなものが自生するはずもない。誰かが持ち込んだのか、川を通って入ってきてしまったのか。
こいつは爆発的に増えて生態系を壊すから、早めになんとかした方がいい。これから冬に向かっていったんは姿を消しても、来年は水面を覆うくらい繁茂してしまうかもしれない。
見た目はきれいなんだけど。

夕景は日没後からが面白い。ここからどんどん色が変化していく。オレンジからブルーモーメント、濃紺から黒へと移ろってゆく。

ホテイアオイのシルエット。

流木というか、朽ち木。

日が沈んでしばらく経つと、空が再び赤みを増す。
そして、夜空になる。

粘ってここまで。これ以上暗くなると、さすがに撮れない。このときは手持ちだった。
空は広いものの、周囲は街なので、星空を撮るには向かない。
次は三脚とNDフィルタを持っていくことにしよう。