
SONY α55 + 50mm f1.4 / TAMRON 90mm f2.8 Di
そろそろ秋バラのシーズンなのではないかと、王子バラ園に行ってみた。
いつもの年より一週間近く早かったのだけど、どうも花が少ない。早すぎたのかといえばそんな感じでもなく、つぼみもあまりなかった。今年は花つきが悪かったのだろうか。時期的に遅すぎたわけではないと思うのだけど。
それでも、ここは一番撮りやすい。花との距離が近いから、撮りたいものをある程度自由に撮れる。東山植物園や鶴舞公園は、柵があって花壇に奥行きがあるから撮りづらい。
ちょっと寂しい状況ながらも、きれいに咲いている花を選んで撮ってきた。
最初は寺西菊雄作の荒城の月から。お気に入りの一つだ。

バラの色と形の可能性に魅力を感じて、バラ作りにのめり込んでいく人の気持ちが分かる気がする。
これを何色と表現すればいいのか。オレンジなのか、黄色なのか。

バラと太陽。
TOKIOの「太陽と砂漠のバラ」を思い出した。あの曲が好きだった。

不思議な斜めの光が走った。

バラのアップをファインダーでのぞいていると、これ美味しそうだなと思うことがある。
和菓子が食べたくなる。

バラの花びらの重なりは、魚の鱗や、鳥の羽に通じるものがある。

たまたまハチもチョウもいなくて、相手をしてくれたのはバッタさんだけだった。

バラを写すには薄曇りくらいがちょうどいいと言われるけど、個人的にはたっぷり光が当たっているときの方がいい。

太陽があれば、キラキラバックも写せる。

かざぐるまのよう。

純白のバラというのは案外少なくて、絞り模様やシミのないものは更に少ない。
真っ白なバラの美しさは、際立っている。

エッジとグラデーション。
それなりに撮れたけど、すっかり満足とはいかず、東山植物園も行ってみたものの、成果はあまりなかった。秋バラを撮るために遠い花フェスタまでは行きたくないと思ってしまう。残るは鶴舞公園か。
もう少しどこか撮りやすいところを見つけたい。
記事タイトルとURLをコピーする