
PENTAX K-7 + TAMRON 10-24mm f3.5-4.5
名古屋まつりを見たあと、大須へ回った。
大須ではこの週末、大須大道町人祭というものが行われていた。大道芸の人たちがたくさん集まってパフォーマンスをするというもので、話には聞いていたけど見に行くのは初めてだった。今年で34回目を数える祭りということだから、私が知らない間に歴史を重ねていたのだった。
大須観音では、正月でもないのに出初式の梯子登りが行われていた。ただ、これを大道芸と呼んではいけない。
実際の演技を生で見るのは初めてだった。見た目以上に難度は高いと思われる。やってみろと言われてやれる自信はない。10代の頃ならともかく。

がまの油売り実演なんてのもあった。
昔リアルタイムで見たことがあるという人はけっこう上の世代だと思う。
アーケード内のあちこちに分かれて、様々なショーが行われていたようだ。
この祭りの目玉といえるのが、金粉ショーとおいらん道中で、残念ながら時間が合わずにどちらも見ることができなかった。見たければ名古屋まつりをあきらめてこちらに来なくてはいけない。金粉ショーは場所取りの段階から相当ヒートアップしているらしい。

大きな文字で、「自転車にはツーロック」と手書きされている。
銀魂のタイトルみたいだ。
大道芸を見たかったわけでもなかったので、ざっと通りを歩いていくことにした。

人が集まっていたのでのぞいてみたら、お犬様を取り囲んでの撮影会だった。
おとなしいモデル犬で、じっとして撮られるに任せていた。

昔と比べれば大須の空気感もずいぶん変わったのだけど、昔も今も、もうひとつここの空気になじめない。上手く溶け込めない感じがする。

こんな細い路地の方が落ち着く。

自販機の前で踊る女の子。
大須にはいろんな人がいる。

大須観音の境内は、パフォーマンスの人と観客と参拝客と出店と鳩が入り乱れ、なんだか大変なことになっている。

大衆娯楽遊技場。射的だったと思う。
時代を反映して、景品類はAKBと嵐に席巻されている。

鳩が飛ぶ。

祭りの後といった光景。

日も傾いて、そろそろいい時間になったところで、千灯供養の興正寺へと移動することにした。

元気を出してワッショイとかけ声をあげながら歩くはっぴ姿の子供たち。近くの神社でも祭りがあったようだ。
今でもこういう姿が残っていることに安心感を覚える。