
PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4 / DA 55-300mm
去年初めて名古屋まつりに出かけていって、今年もやっぱり行ってきた。行かなければ行かないでどうということもないのだけど、一度行くと次の年も行かないとなんとなく落ち着かない気分になる。
今年は土曜日が雨で、一日目のパレードは中止だった。その分、二日目はなかなか賑わったようだった。
行く途中に瀬戸電を撮りながら行ったら、すっかり出遅れてしまった。山車は行ったあとで、神楽が出発するところだった。
そんな時間では沿道の一番前を確保することもできず、市役所の反対側に陣取ることになった。順光になってしまったのがつまらなかったのだけど、場所としては案外悪くなかった。今年は動かず、最後までここで撮ることになった。
一応、メインは郷土三英傑のパレードということになっている。その前にいろいろなパレードがあるわけだけど、ここぞという盛り上がるポイントがあるわけではなく、こちらもなんとなく流れていくパレードを撮っていくことになる。
なんだか写真の枚数が増えてしまったので、前後半に分けることにした。このなんとなくゆるい感じのパレードが名古屋まつりと思ってもらっていい。

山車、神楽に続いて、子ども会みこしのパレードが始まる。

区ごとの代表子ども会が、手作りのおみこしを担いで歩く。
名古屋で一番大きなお祭りとは思えない脱力感だ。
子供たちの表情も、楽しそうというより照れくさそうで、それがまた笑えたりする。

楽器隊。

名古屋の友好都市である、ロサンゼルス市、メキシコ市、南京市、シドニー市、トリノ市の代表が、オープンカーに乗って手を振る。
名古屋まつりを初めて見る人は、まだこのあたりでは名古屋まつりのどのあたりがどう面白いのかは分からないと思う。
このあと一気に盛り上がるかといえば、まあ、そういうこともない。

ミス有松絞のみなさん。
あ、あの子、かわいいなぁとか、そういった楽しみはある。

別の楽器隊。
その他、一輪車の子供たちとか、バトントワリングなんかもある。

それがどういった人たちかはよく分からなくても、きれいどころが通るととりあえず撮っておく。

被写体に偏りが出るのはしょうがないところだ。

中日フォトメイツ。
彼女たちは写真に撮られ慣れているのだろうと思う。
でも、なんで白手袋をはめているんだろう。選挙カーから手を振る運動員みたいではないか。

いよいよ三英傑のトップとして信長隊が登場というとき、唐突に殺陣ショーみたいなのが始まった。こんなものもあるのを知らなかったので、ちょっと意表を突かれた。
伊賀忍者村みたいだ。

今一つ登場人物と設定が分からない。
信長絡みとすれば、やはり敵は伊賀忍者で、百地三太夫とかがいたんだろうか。

烏天狗も伊賀の一味だったか。

天狗も登場。
状況はよく把握できないものの、けっこう楽しかった。個人的には盛り上がった。

槍や鉄砲隊の戦闘再現なども行われた。
去年は大津通あたりで見ていたから、こういうのは知らなかった。市役所前を選択したのは正解だったようだ。

足軽隊による小競り合いのあと、信長本隊による鉄砲攻撃で敵方はバタバタ倒れていく。

敵将の親玉的な人物。誰を演じていたのかは、やっぱり分からない。

ようやく信長登場。
衣装はわりと凝っているのに、かつらはコント用みたいなので、ギャップがある。
せめて大河ドラマくらいのメイクにしてもいいんじゃないかと、去年も思った。

名古屋まつりの楽しさを言葉で説明するのは難しく、写真でも伝わったかどうか自信がないのだけど、沿道で見ているとなんとなく楽しいのが名古屋まつりだ。なんだかんで飽きることなく2時間以上見ていた。
全体のスケジュールでいうと、ここまでで3分の2くらい終わったところだ。
後編につづく。