
SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di
東山植物園も、だんだん秋色が濃くなり、夏の名残を見つけるのが難しくなった。
わずかに遠くでツクツクボウシが鳴いていた。それがこの夏最後の声になりそうだった。
モミジの葉も、わずかに色づき始めた。来月には紅葉も山から里へ下りてくる。

アザミの紫。

彼岸花の終わり。

秋を告げる香りとして最も印象が強いのが、キンモクセイだ。この香りに本格的な秋の始まりを思う。

湿地ではまだシラタマホシクサが咲いているものの、茎は鮮やかな黄緑色から黄色へと変色した。秋が進むと、更に茶色になっていく。

サワギキョウにとまっていたのは、ハエかアブか。

何セセリか分からなかったけど、セセリチョウ。
まだもうしばらく飛んでいるはずだ。

ヒョウモンチョウの翅は、もうボロボロだった。それでも最後までしっかり生きている。

マユタテアカネと遊んでもらった。至近距離まで近づいても逃げずにモデルをつとめてくれた。

キラキラバックのルリタテハ。
虫を撮れる季節もあとわずかとなった。寒くなって虫がいなくなると、本当につまらない。花は動かないから。
冬の間は渡りガモたちに相手をしてもらうしかない。
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