
PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4
日曜なのに出かけられず、家で料理をすることになった。今週はサンデー料理だ。
食べる側の気分は和食で、作る側としてはなんとなく地味な料理をしたくなった。
和食に統一しきれなかったのがやや悔やまれるのだけど、今週も全体に茶色い料理になった。

「なめこ入りぶり大根」
ぶり大根なんてものはほとんど食べたことがないのだけど、一度作ってみたくなった。美味しくできるものなのかどうか、試す気持ちもあって。
大根は米のとぎ汁で茹でる。しっかり柔らかくなるまで煮てしまっていいと思う。
ぶりは、塩、コショウ、酒を振って、ショウガをまぶし、熱湯をかける。よく分からないけどそうするといいらしい。
酒、みりん、しょう油、白だし、水を煮立たせ、大根、ぶりを入れて、弱火で煮込む。アルミホイルで落し蓋をする。
しばらく煮たらいったん火を止め、冷ます。ここで味を染み込ませる。
なめこを入れ、砂糖、塩、コショウ、唐辛子で味を整え、再び加熱して、温まったら出来上がりだ。
あんまり茶色一色なので、大葉の刻みを乗せてみた。
これが思った以上に美味しくて、ぶり大根を見直した。ぶり大根を作れるなんて、ちょっと渋い。

「レンコンととり肉とニンジンの照り焼き」
とり肉に塩、コショウをして、小麦粉をまぶす。
レンコン、ニンジンも小麦をまぶす。
ごま油で炒める。強火で一気に加熱する。
酒、みりん、しょう油、白だし、砂糖、塩、コショウ、水、唐辛子で味付けをする。
このあと、タジン鍋でじっくり蒸し焼きにする。充分柔らかくなったら完成だ。
照りは見た目にも食欲をそそるし、しっかりたれが絡むので、こういった野菜類にも有効だ。

「豆腐とエビとヤマイモの崩れ焼き」
例によってまとまりのない料理になった。レンジで茶巾蒸しにしようと思っていたのだけど、なんとなく上手くいかない気がして、焼いてしまった。そしたら、やっぱりこんなことになった。
絹ごし豆腐を水切りして、卵、すりおろしヤマイモ、小麦粉、だしの素、塩、コショウ、刻んだエビを混ぜて、焼いていく。
酒、みりん、しょう油、酢、砂糖、塩、コショウで味付けをして、水溶きかたくり粉を入れる。
焼いてもやいても形にはならないので、これを完成形とした。
ここでレタスを応援に呼んだら和食らしさが破綻すると分かってはいながら、使うしかなかった。
揚げたらよかったんだろうか。
これでもけっこう美味しいんで、もう少し見た目をなんとかしたかった。