収穫の坂折棚田

風景(Landscape)
坂折棚田-1

SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 Di / 10-24mm / 50mm f1.7



 恵那駅からバスに揺られて30分ちょっと。「野瀬」で降りて歩くこと約30分。坂折(さかおれ)棚田へやって来た。
 おととし初めて訪れた場所で、前回は9月16日だった。今回は10日ほど遅い時期ということで、かなり稲刈りが済んだあとだった。
 撮り時としてはやや遅れた感があったのだけど、ちょうど稲刈り作業をしているところも見られたし、今年は今年で悪くなかった。
 石積みが美しい棚田で、標高400から600メートルほどの斜面に、約360枚の棚田が作られている。
 江戸時代初期には米作りが始まっていたようで、明治の初期に現在のような姿になったという。
 岐阜県を代表する棚田と言っていいと思う。

坂折棚田-2

 黄金に実った稲と、ヒガンバナの赤は、日本の秋らしい風景だ。
 ところどころに咲いたヒガンバナが、棚田風景のいいアクセントになっている。

坂折棚田-3

 25日で稲刈りの状態はこんな感じだった。今日あたりは更に刈られた田んぼが増えていることだろう。
 近くの小学校や個人オーナーの田んぼもあり、稲刈り作業が10月1日にあるらしい。

坂折棚田-4

 スイングパノラマには最適の風景だった。

坂折棚田-5

 江戸時代の石積みは、名古屋城築城に携わった石積み職人たちが行ったそうだ。
 補修はしているだろうけど、400年前の石積みが現在もそのまま残っている。

坂折棚田-6

 ここの田んぼは非常に手入れが行き届いていて、見ていて気持ちがいい。雑草ひとつ生えていないくらいだ。
 実った稲の美しさをあらためて知ることになった。

坂折棚田-7

 人の暮らしの原点を見るような風景だ。
 光景としての正しさがある。

坂折棚田-8

 暮らしの中には祈りがある。
 かつて自然と神は一体だった。

坂折棚田-9

 田んぼにはやっぱり、軽トラだ。

坂折棚田-10

 稲刈り作業中。
 比較的大きな田んぼは、こうやって機械を入れることができる。
 狭くて機械が入らないような田んぼは、だんだん放置されていく。

坂折棚田-11

 春先から秋まで、ほぼ一年がかりで米を育てている。

坂折棚田-12

 野焼きの風景も、今や懐かしいものとなった。

坂折棚田-13

 ミヤマアカネのペアだと思う。
 撮ったのは初めてかもしれない。

坂折棚田-14

 ふもとの田んぼでも、収穫作業が続いていた。

坂折棚田-15

 下から見る坂折棚田の風景。

 田んぼに水が張られた5月の夕暮れどきに、訪れることができたらいい。
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コメント
  • 2011/09/28 23:39
    ほのぼのとして、ゆっくりと時間が流れているような…
    野焼きの匂いが漂ってきますね。

    定番ですが、田植え前の水田に水が張られた朝日の写真を撮ってみたいです。
  • 2011/09/29 22:10
    こんばんは。
    稲穂が金色に輝いて美しい景色ですね。
    新城にある四谷千枚田を一度見てみたいなぁと思いながら、
    なかなか行けずにいたものですから、こちらで
    ちょうど良いものを見せていただきました。
  • 厳しさ
    2011/09/30 00:32
    >moumingさん

     こんにちは。
     坂折棚田は、日本の農村風景というか、里山の原点を見るようです。
     ただ、やっぱり厳しい環境だし、あの土地に根ざして農業を続けていく大変さを感じます。
     美しいというのもあるんだけど、頭の下がる思いが強かったです。
  • 千枚田
    2011/09/30 00:35
    >manunuさん

     こんにちは。
     実った稲の美しさを、今年は再認識してます。
     もっと秋の田んぼ風景をたくさん撮りたくなりました。
     四谷の千枚田は、スケールも大きいし、あそこは素晴らしいです。
     3回行きました。
     ただ、鳳来寺山のヤマユリを見にいくついでなんで、いつも8月の同じ時期。(^^;
     5月とか9月とかにまた行きたいと思ってます。
     しかし、あそこは車がないと厳しいかな。
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