
PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4
外は大雨が降り続いていた。テレビのニュースでは、庄内川が氾濫して、名古屋にも避難勧告が出された地域があると言っている。
なんとなく落ち着かない気持ちになって、あれこれ放り出して、近所を見にいくことにした。
いやぁ、しかし、よく降っている。まさにどしゃ降り。風はそれほど強くはない。

アスファルトに打ちつける雨の勢いがすごい。直接受けると痛いくらいの雨だ。

濡れるムクゲなどを撮ってみる。
雨の強さに負けて、しょんぼりした感じになってしまっていた。

香流川は危険水域とまではいっていなかったものの、かなりの増水っぷりだった。
夕方になって雨は小降りになったので、水位はある程度下がったものと思われる。
問題は明日の台風だろう。香流川も危うい。

矢田川がかなりとんでもないことになっていた。
黒い雲が上空を覆い、なんだかこの世の終わりみたいな風景だった。
こんな矢田川見たことがない。

いつも自転車で走っている道も、すっかり冠水していた。

このあたりは河川敷が広いから、堤防の上まで水がいくことはないだろうと思う。
それでも、かなり恐ろしい光景には違いなかった。

こんなとき瀬戸電はどうしてるんだろうと見にいってみると、喜多山駅で上下線とも列車が止まり、ピクリともしない。踏切でしばらく見ていても、まったく動き出す様子はなかった。
このときは知らなかったのだけど、夜の8時半頃まで全線運転見合わせだったようだ。

線路沿いを、金城の学生たちがとぼとぼ歩いていた。
瀬戸電沿線は、他の鉄道がなく、バスの路線も限られているので、瀬戸電が止まるとにっちもさっちもいかなくなる。
千代田街道まで歩けば、大曽根行きのバスが出ているのだろうか。しかし、今日はJRも止まっている区間が多かった。

普段はチョロチョロ流れている小川も、今日はどくどくの川になっていた。

再び矢田川。大森橋の上から。
矢田川も立派な大河になったものだと思ってしまった。
大雨でこんなにも川の水量は増すものかと、あらためて思い知った。

あまり近づいてさらわれてもいけないので、接近はここまでとした。
流れが凶暴すぎて怖い。
あまり被害が出ないように、台風が少しでもそれてくれることを願うしかない。
記事タイトルとURLをコピーする