小雨のちどしゃ降りの阿寺渓谷 <第3回>

観光地(Tourist spot)
阿寺渓谷3-1

PENTAX K-7 + DA16-45mm F4 +C-PL / DA 55-300mm f4-5.8



 阿寺渓谷では、岩の上に甌穴(おうけつ)を見ることができる。
 この岩が川床だった時代、石などでできた穴だ。
 以前、飛水峡で見たときはどれがそうなのか今ひとつ分からなかったのだけど、阿寺渓谷のものはわかりやすかった。
 こんな写真も撮りつつ、奥のキャンプ場を目指して歩いた。

阿寺渓谷3-2

 千畳岩と名付けられた巨大な岩がそそり立っている。

阿寺渓谷3-3

 雨現の滝。
 雨になったら現れる滝かと思ったらそうではなく、普段はチョロチョロ落ちていて、大雨が降ったら大きな滝になるらしい。
 ロケーションとしては最高で、これが瀑布だったら名所になっていたに違いない。

阿寺渓谷3-4

 ヒノキ美林。
 植林ながら美しい林だ。

阿寺渓谷3-5

 犬帰りの淵。
 昔、渓谷に入った犬が、あんまり寂しいところなんでここで引き返していったという伝説の場所だ。
 入り口から3キロほど進んだところで、ちょうどこのあたりが中間地点になる。

阿寺渓谷3-6

 樽ヶ沢の滝。
 ここは真上から見下ろす格好になる。

阿寺渓谷3-7

 六段の滝だったか、吉報の滝だったか。

阿寺渓谷3-9

 こちらが六段の滝を近くから撮ったものだったかもしれない。
 吊り橋の奥の遊歩道は、途中で通行止めになっていた。

阿寺渓谷3-8

 少しもやっていて渓谷らしい風景。
 川霧が発生して光が差し込むような状況があれば、すごくいいだろう。

阿寺渓谷3-10

 牛ヶ淵の深い青。
 その他、狸ヶ淵や熊ヶ淵もある。

阿寺渓谷3-11

 阿寺渓谷の魅力は、ブルーの流れだけではない。渓流風景の美しさにもある。

阿寺渓谷3-12

 ずっと雨が降ったりやんだりで、今度は霧が発生したのかと喜んだら、キャンプファイヤーの煙だった。

阿寺渓谷3-13

 阿寺渓谷名物、美顔水。
 とりあず顔を洗っておこうという人が多い。
 キャンプ場の先は門が閉まっていて、それ以上先へ進めないようだった。
 川沿いを行けば進めたのだとは思う。
 とりあえず目的地まで行けたので、これで引き返すことにした。

阿寺渓谷3-14

 入り口まであと1キロほどのところで、ついに空が持ちこたえられなくなったみたいに、ドバっと雨が落ちてきた。
 晴れの天気予報を信じて雨具は持っていない。
 痛いほどのどしゃ降りに打たれながら、駅まで3キロ近くの道のりを歩くことになった。

阿寺渓谷3-15

 全身ずぶ濡れで駅まで戻ったのはいいけど、エアコンの効いた車内は凍えるほど寒かった。最後は体の震えが止まらず、心臓が痙攣してきて、自分でも危ないかもしれないと思った。名古屋駅までは持ちそうになかったので、途中の大曽根駅で降りた。夏の暑さがあんなにありがたいと感じたことはなかった。
 やっぱり雨具は必要だと、あらためて思い知ることになった。

 紅葉の時期もいいらしいけど、新緑の季節が一番なんじゃないかと思う。得も言われぬブルーの水と、新緑の鮮やかな緑のコントラストは、さぞかし美しいことだろう。
 私としては二度行くことはないと思う。少し離れた柿其渓谷でも同じようなブルーが見られるそうだから、行くならそちらに行ってみたい。
 次は晴れた日を選んで。
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
  • 2011/09/17 22:32
    こんばんは。
    柿其渓谷の文字を見て、懐かしくなりました。
    高校2年の夏休みに柿其村の民宿に10日間ほど滞在したことがあるんです。
    当時「学生村」というのがあって、岐阜や長野などの涼しい場所で
    学生が勉強できるように...と、民宿などへ安く泊まらせてもらえる制度でした。
    あの近くに、このようにきれいな渓谷もあったんだ...と
    当時を思い出しながらブログを拝見しました。
    いつか行ってみようと思います、美顔水もあることだし....(^^)
  • 2011/09/18 15:41
    阿寺渓谷の案内図をダウンロードして照合しながら拝見しました(笑)。
    さすがに木曽の谷ですね。とても綺麗。
    紅葉の時期に行けたら良いなぁ。
  • 一泊で
    2011/09/19 00:40
    >manunu

     こんにちは。
     柿其渓谷に10日間って、今だと監禁に近いですね。(^^;
     写真を撮るにしても、2日でおなかいっぱいって感じです。
     子供の頃、キャンプとかもしたけど、一泊で充分って思ってました。
     阿寺渓谷は、車でも行きやすいところなんでおすすめです。
     柿其渓谷も行きたいと思ってます。
     いつ行けるかなぁ。
  • 阿寺ブルー
    2011/09/19 00:50
    >moumingさん

     阿寺渓谷は全然知らなかったんだけど、東海エリアの知名度はどれくらいなんでしょうね。
     ローカルニュースとかに出てきたところとか見たことがないのだけど。
     地方の旅番組もけっこう観てるんだけどなぁ。
     車でも行きやすいところなんで、チャンスがあればぜひ。
     あのブルーは、やっぱり写真では伝えきれないので。
  • 2011/09/19 01:03
    阿寺渓谷よりも柿其渓谷の方が有名かも。JR東海のさわやかウォーキングの常設コースがありますし。
    阿寺渓谷から田立の滝に抜けられるそうなので、いかがですか(^-^)/

    あと、最近なら地震の関係で阿寺断層という活断層が脚光を浴びつつありますね。
  • 2011/09/19 22:20
    こんばんは。
    「今だと監禁に近いですね」に笑ってしまいました...(^^)
    間違ってました、実際は一週間でした(あまり変わりませんね)
    親戚の家に泊まるような、ゆる~い感じのもので、
    勉強や読書などもしましたが、関東から来ていた一つ上のお姉さんに誘われて
    電車で1時間位かけてお六櫛の工房へ遊びに行ったり、
    民宿のおばあちゃんの作業について川へ行ったり....
    当時16才だった私にとってはすべてが新鮮で、
    心の中でシャッターを幾度も押した一週間でした。
  • 来年は柿其渓谷
    2011/09/19 23:24
    >moumingさん

     こんにちは。
     こうなったら、柿其渓谷も行かなくちゃですね。
     秋の紅葉より、やっぱり新緑がいいなぁ。
     なので、来年の5月にします。
     あちらの方は渓谷まで降りていけるところが多そうなんで、もっと近くから撮れるかな。
  • 思い出
    2011/09/19 23:29
    >manunuさん

     こんにちは。
     柿其渓谷は、いい思い出として残ってるんですね。
     うんうん、子供の頃や若い頃って、今とは時間の進み方も違っていたし、夏休みなんかは何をするでもなく楽しかったですもんね。
     私も夏休みの半分くらいは三重の田舎に行ってたけど、何をしたのかはあまり覚えてないです。
     心のシャッターを切る、というのは、私も最近よく思うようになりました。
     写真は撮れなくても、自分の中に蓄積していって、いつかそんな情景の写真が撮れるような気がします。
コメント投稿

トラックバック