天浜線の旅 5 ~西気賀-三ヶ日

鉄道(Railroad)
天浜線5-1

PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4



 駅を一気に飛ばして、奥浜名湖湖畔にほど近い、西気賀駅(にしきが)にやってきた。
 西へ進んだせいもあったのか、駅を降りたときには雨もあがっていた。このあと少しずつ天気は回復して、最後まで雨はやんだままだった。
 天浜線の旅は、後半から終盤へと向かう。

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 西気賀も、雰囲気のある駅だ。ホームの感じもいいし、駅舎は文化財指定されている。

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 ホームと線路の風景。
 ホームから降りて、線路の高さで撮れる駅は、それほど多くなかった。覚えているところでは、ここと天竜二俣はそうだった。三ヶ日もそうだった気がする。

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 西気賀駅の表玄関。
 木製の改札口を見ると、駅員が立っていて、硬い切符にハサミを入れていた時代を思い出す。

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 駅舎には洋食店が入っている。
 どこかひとつくらい店に入ったら思い出にもなったのだろうけど、そんな時間の余裕はなかった。軽食や喫茶みたいな店だと入りやすいのだけど。
 名物のみかんを使ったソフトを売り出すなんてのもよさそうだ。

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 奥浜名湖の風景。
 対岸には舘山寺温泉や浜名湖パルパルなどがある。
 こちら岸にも、リゾートホテルや観光施設などが建っている。
 次の寸座駅(すんざ)までは、浜名湖沿いを歩いた。

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 駅でもなんでもない道路脇に、腕木式信号機などが立っている。昔使われていたものを、ここに移して記念に取ってあるということだろうか。

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 ちょっともの寂しくて荒涼とした感じは、以前に見た奥琵琶湖の風景に似ていた。

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 寸座駅は、やや高台にある。ホームからは浜名湖を見下ろすことになる。
 寸座駅もまた、忘れがたい印象を残した。

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 夜になって、この外灯が照らす寸座駅というのは、どんな風景なのだろうと想像した。暗闇の中、ポツンと明かりが灯った駅が浮かび上がっているのだろう。

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 寸座駅の隣は、浜名湖佐久米駅で、ユリカモメが餌付けされていることでよく知られている。それは冬の風物詩なので、今回は降りなかった。
 東都筑、都筑と飛ばすことにして、三ヶ日駅へ向かった。

天浜線5-12

 三ヶ日駅に到着。
 この続きはまた次回ということにしたい。
 次が最終回となる。
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