
PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4
天竜浜名湖駅は、駅舎や転車台など、見どころが多いところで、天浜線中盤のクライマックスとなる駅だ。
その分、やや観光地化されすぎているきらいがないでもない。
とはいえ、やはり天浜線を旅したならば、必ず降りておきたい駅には違いない。

駅の構内では、盛りを過ぎたひまわりがうつむきながら咲いていた。
向こうに見えているのは、古い車両のようだ。

腕木式信号機も、保存展示してあった。
駅前には蒸気機関車も静態保存されていて、あとから見ればいいやと思ったら、そのまま戻ることはなく、遠くから眺めただけで写真は撮らなかった。

転車台の公開は、金、土、日、月、祝日の午前と午後の2回。
私が行った日は公開日ではなく、裏手から見るだけだった。
転車台そのものはさほど珍しいものではないものの、ここのものは現役で使われているところに価値がある。

駅職員のための古い建物。
整備工場なども隣接している。

SL時代の給水塔だと思う。

少し離れたところから天竜二俣駅を眺める。

雨が強くなる中、次の二俣本町駅へ向けて歩き出した。
これは二俣川橋梁。天気がよければ、河原から青空バックに撮りたいところだった。

天浜線の駅舎には、お店が入っているところが多い。ここ二俣本町には、そば屋が入っている。なんだか不思議な造りの駅舎になっている。

二俣本町のホーム。天浜線の駅の中でも、ここはちょっと異質だった。

旅はここから後半で、まだ駅を飛ばした。雨が降っていなければ、次は都田のつもりだったのだけど、一気に西気賀まで行くことになった。
その間、西鹿島、岩水寺、宮口、フルーツパーク、都田、浜松大学前、金指、気賀高校前、気賀と、9つも一気に省略してしまった。次回に訪れたときにまとめて回ることにしよう。

金指駅(かなさし)では、列車の待ち合わせ時間があったので、少しだけホームに降りることができた。
窓の外は雨。

歴史を感じさせるホームは、いい味わいをみせる。

金指の駅舎も、文化財指定になっている一つだ。
夕焼けは期待できそうにないと思いつつも、日没時間にあわせて奥浜名湖へ向かう。旅は後半から終盤へ。