天浜線の旅 3 ~原田-敷地

鉄道(Railroad)
天浜線3-1

PENTAX K-7 + FA 50mm f1.4



 天浜線の旅は、原田駅からの再開となる。
 38の駅のうち、原田駅は8つ目だ。まだまだ前半で、先は長い。ただ、前半にきめ細かく回りすぎて、後半は少し駆け足になった。前半の時点で、すでに心は再訪を決めていたので、それでいいと思ったのだ。浜名湖側なら名古屋からそれほど遠くない。

天浜線3-2

 原田駅の次は、戸綿駅(とわた)だ。
 この駅はさほど情緒的ではなかったので、軽く見て、次の遠州森へ向けて歩き出した。遠州森までは回り込んで橋を渡らないといけないので1.3キロくらいあった。線路の上を行けば700メートルくらいだ。

天浜線3-3

 古臭いのではない。物を大事に使っているのだ。
 ということにしておきたい。

天浜線3-4

 太田川に架かる鉄橋。
 このときは上りの列車と時間が合わなかった。

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 遠州森駅に到着。
 この駅舎も、文化財指定になっている。
 丸ポストもよく似合う。

天浜線3-6

 次の列車まではまだ40分くらいあったので、ついでに次の円田駅(えんでん)まで歩いてしまうことにした。
 ほぼ直線の道で、距離はちょうど2キロくらいだった。時間的にやや微妙だったのだけど、わりと余裕で次の列車に乗ることができた。

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 円田駅前には、八雲神社と全生寺が並んでいる。
 百日草にとまるアゲハを撮る。

天浜線3-8

 味の出た木の柵と草花。手前には線路、億には神社の鳥居。
 こんな風景ひとつ取っても、天浜線は魅力に溢れている。きっと、のんびり列車に揺られて旅をするから、こんなところにも目がいって、心和のだろう。

天浜線3-9

 円田で列車を待つ。
 待つ時間も、ローカル列車旅の大事な要素だ。

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 たぶん、笑うところじゃないところで、たびたびクスっとくる。なんなんだこれは、と。
 ずいぶん昔の拡声器を思い出した。

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 列車がやってきた。
 雨が本降りになってきたこともあって、ここでいくつか駅を飛ばす判断をした。

天浜線3-12

 遠江一宮、敷地、豊岡、上野部と、4つの駅をスルーした。
 遠江一宮の駅舎も文化財だから、ここだけは見ておきたかったのだけど。
 それにしても、前半のペースでいっていたら、3分の2くらいで時間切れになってしまうことに気づいた。なんとか夕焼け時間までに奥浜名湖へ行きたいというのがあった。中盤以降は、目星をつけた主要駅に絞って降りることにした。
 ということで、今回はここまでとしたい。次回は天竜二俣駅からの再開となる。
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